トロント桜ウォッチ(e-nikka)
トロント(カナダ)から e-nikkaメールニュース配信2011年(平成23年)4月28日(木曜日)号が送られてきました。e-nikka編集長の色本信夫さん、毎度ありがとうございます!
震災被災地の皆様へ「桜に負けない!」「がんばろう日本!」
桜レター・フロム・カナダ@映画の森てんこ森 (AnnCooking)
【桜レター・フロム・カナダ】 http://coda21.net/broadband/blog2011_04/110405.htm
今週のe-nikkaから 2011年(平成23年)4月28日号
住民を苦しめている責任はだれが取るのか?
先週も今週も「e-nikka」はカナダ各地で繰り広げられている「東日本大震災被災者救援チャリティーイベント」の記事やイベント予定のお知らせが多い。「がんばれ日本!」の掛け声とともに集められた義援金が太平洋を越えて日本に送られる。被災者を励ます気持ちが一人でも多くの人に伝わってほしい。あの日から1カ月半ほど経過した今、地震、津波の被害に加えて、原発事故による被害と地域住民の避難問題が大きくクローズアップされている。福島第一原発から半径20キロ~30キロ、場所によっては50キロまでの市町村の住民がその圏外に避難することを指示されている。
避難先から立ち入り禁止区域内にある自宅に無許可で戻ると罰金10万円あるいは拘束の処罰を受けるという話も出た。「自分の家に戻るのに、なんで罰金を払わなければならないんだ!」と怒る住民。田畑を耕す農家、牛や豚などを飼う畜産農家、さらに海で魚を獲る漁民・・・広範囲に散らばる放射能のためみんなが苦しんでいる。当然、この責任は誰かが取らなくてはならないだろう。
トロントではこのところ、日系コミュニティーで会合の回数が増えてきた。そこで顔を合わせる人たちの間で、用件の合間に話題にのぼるのが、補償問題、原発事故の責任問題、原発是非論、代替エネルギーなどだ。とくに事故の責任問題では、議論が沸騰する。当事者の東京電力は言うに及ばないが、福島第一原発を計画・建設した当時、これを容認した自民党政権、利権がらみで原発を推進した国会議員などは何のおとがめもないのか──こんな意見も飛び出した。
折しもチェルノブイリ原発事故から25周年。世界はあの悲劇を忘れてはいない。電気は欲しいが、放射能汚染の危険を冒してまで発電を原子力に頼ろうとは思わない、と考える人も少なくない。だが、世論調査では、依然として世界のおよそ半数の人が「原発賛成」という結果が出ている。これが現実である。あなたはどう思いますか。ご意見を編集部までお寄せください。
まもなくお花見のシーズンが・・・
暗いニュースが多い昨今。気がつけば、今年もすでに桜の季節になっていたのです。編集部は4月27日、恒例のトロント・ハイパークの桜名所を「偵察」に行ってきました。開花にはまだちょっと、という感じでしたが、お花見まではそう長くはかからないと思います。【「トロント桜ウオッチ」をご覧ください】それでは、今週も「e-nikka」をお楽しみください。
(編集長 色本信夫)
e-nikka今週号 www.e-nikka.ca
2011.04.23_KICK IT FOR JAPAN
「JFT震災支援チャリティーサッカー」(enikka1video)
カナダ カテゴリのアーカイブ – 美幌音楽人 加藤雅夫
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加藤 雅夫
@bihorokato 北海道美幌町
みなさま、イランカラプテ!日本と世界の人々と共に“平和心”を大切に育てる事が私の願いです。Guitar Mandolin Music 美幌音楽人
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「桜に負けない、がんばろう日本!」
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- 一つ新しい記事: 私たちが出来る支援とは?(和僑会)
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