中林淳眞「80歳からの青春」セレナーデコンサート

フラメンコのスペインやラテンアメリカのメキシコなど世界各国を駆け巡る日本を代表する音楽家・世界最高峰のギタリスト中林淳真(82歳)が今年も日本全国・北海道で「セレナーデコンサート」を開始する。共演はトランペット古畑亜紀。

ギター&トランペットで奏でる初夏の調べ「中林淳真・古畑亜紀デュオコンサート」
第1部: 中林淳真ギターソロ
曲目は メヌエット(ジャン=フィリップ・ラモー) 18世紀スペイン宮廷舞曲集(サンス) バレエ組曲三角帽子より ファルッカ(マヌエル・デ・ファリャ) エストレリータ 主題と変奏(マヌエル・ポンセ) ペルナンブーコの鐘(ブラジル民謡) 他。
第2部: 中林淳真&古畑亜紀 ギターとトランペットの共演 
曲目は 我が心のアランフェス(ホアキン・ロドリーゴ) アルハンブラの思い出(フランシスコ・タレガ) マラゲーニャ(エルネスト・レクオーナ) フラメンコ(カンテホンドより) 他。
2009年5月16日(土曜)19:00 小樽市民センター(マリンホール)
2009年5月17日(日曜)15:00 札幌市(奥井理ギャラリー
主催: 小樽市民センター(マリンホール)
後援: スペイン大使館 小樽市 小樽市教育委員会 FMおたる 北海道新聞小樽支社 他

 ギタリスト中林淳真(なかばやし あつまさ)プロフィール

 身体障害(3級)を克服し21歳で東京国際ギターコンクール優勝(スペイン大使賞受賞)。カーネギーホールに於いて日本人ギタリストとして最初のリサイタル(1964/04/27、ニューヨークタイムズ「プロフェッショナルな技法と日本の素材による作品が素晴らしい」)。自作品「舞曲第1」武井守成賞受賞。パリ ショパンホールで決定的成功を納めた(1973/03/17、L・ガイデ・ル・ムジカ誌「楽器と精神、肉体が一致した素晴らしいコンサートを行ったこの演奏者を、我々はいつまでも忘れることはできない」)。1981/06/23、スイス・モントリオール紙「この素晴らしい日本人ギタリストは、ただ才能に富み、優れた作曲家であるばかりでなく、彼自身の作品の熟練した演奏者でもある」。1984年グラナダ国際音楽祭ゲストとして、自作の管弦楽とギターによるバレエ曲「グラナダ1942年」をアルハンブラ宮殿でスペイン国立交響楽団と協演。メキシコ国立劇場オーケストラと自作「悲しみの聖母」を協演。バルセロナオリンピック年500年祭ゲストソリストとして招かれ、スペイン12都市公演。スイス ベルン他で紙上好評を得る。NHK国際局より全世界に向け、演奏とトークを英語・スペイン語・邦語にて放送。香港シティホール シンガポール国立劇場 マニラ等東南アジアでも活動。サンクトペテルブルグ コングレスフィルに招かれ、自作バレエ曲をロシア等で初演。文部科学庁 地域文化功労賞授賞。サントリーホール、東京オペラシティー等のリサイタルで誌上好評を得る。キユーバ文化庁招聘 ハバナ市ロルダンホールのリサイタル好評。 近年 キユーバ ヨーロッパ メキシコ国際音楽祭ゲスト等活動。2009年2月メキシコ主要4都市 リサイタル 8公演 ディエゴ リべーラ 美術館ホール他。2009年10月スペイン主要7都市公演予定。

映画音楽:日活「太陽の季節」全編ギターソロ 日活「潮騒」音楽監督 実写版テレビドラマ「鉄人28号」他 16本CCM AC。
受賞:民放祭賞 谷川俊太郎作「遠いギター遠い顔」音楽 作曲 ギターソロ。
作曲:早坂文雄、ホアキン・ロドリーゴに師事。   
演奏:ナルシソ・イエペス、ホセ・ルイス・ゴンザレスに師事。
楽器:1953年 Marcelo Barbero 1世のギター。
NHK みんなの歌:作詩作曲「夜明けに星のコトバを」「デッカイトットマーチ」他、「ドンペペのうた」。TV 「ほっとモーニング」出演、NHKラジオ深夜便、民放等マスメディアでも活動。

 生活の場に「生音楽を」の提唱で1982年始めたセレナーデコンサートは、TVドキュメンタリー等マスコミに取り上げられ、60分番組等で紹介され、毎年自ら車を運転日本縦断ツアーを行っている。2009年、5月上旬から北へ向けスタートする「セレナーデコンサート」何卒ご支援の程お願い申し上げます。

〒 703-8271 岡山市円山 1090
ギタリスト 作曲家 中林淳真
中林淳眞のセレナーデコンサート(ホームページ)

 下記は、中林淳真氏からの最近のメールです。

■加藤雅夫様、お元気の事と存じます。メキシコへ演奏に行き1ヶ月振りに戻りました。1曲目からブラボーが出る熱気で楽しかったです。メキシコシティー 国立博物館ホール ディエゴ 美術館ホール他 計4都市の公演でした。2011年を契約して帰りました。10月はスペイン7都市に招かれているので暫くヨーロッパで過ごそうかと思っています。最近のギター誌「ギタードリューム」にソナチネの演奏がフアン・カルロスの録音で入っています。楽譜添付で。5月は北に向けツアー予定で小樽市民会館依嘱でトランペットとギターの為のカンテホンド組曲の初演に向けポチポチやっています。中林淳真 2009/03/15

■加藤雅夫様、いつもご支援有難うございます。渡道公演 4公演 登別 室蘭 小樽 札幌の後、反応が無いので青森市等南下公演する事に致しました。小生の音楽ルーツは、父方祖母が芸大声楽科第一回卒業生(ソプラノ)。祖父が歌舞伎太棹立三味線(立て→首席奏者)だったのも多少影響しているかと思います。来年来日のメキシコのギタリスト フアン・カルロス(東京国際ギターコンクール優勝)から帰国後下記の便りがきていました。
Estuve muy feliz por su viaje a Mexico. Admiro mucho su trabajo como gran artista de la guitarra.
御礼ご報告まで。中林淳真 2009/03/22

 

 トランペッター古畑亜紀(ふるはた あき)プロフィール

 トランペットを札幌交響楽団首席松田次史、ウィーンフィル首席ヨゼフ・ポンペルガー、スイスにてチューリッヒトンハーレ響首席マルクス・ヴュルシュの各氏に師事する。北星学園大学文学部社会福祉学科心理学コース卒業後、北海道大学大学院地球環境科学研究科修士過程を経て、 トランペット奏者として活躍中。スイス、東京、ネパール(日本大使館公邸)、札幌のほか道内各地においてソロコンサート開催。 98年日本現代音楽賞、03年文化庁・社団法人全国公立文化施設協会主催『公立文化施設協議会技術委員会研究会』において演奏部門の講師をつとめる。05年コンサートグランデアンサンブル賞受賞。邦人作品演奏についてもレコード芸術紙上にて好評を博し、数多く初演を依頼される。 『題名のない音楽会』等のメディアに出演。

トランペット「古畑亜紀」の公式ブログ Powered by KJ PRODUCTION 

 下記は、トランペッター 古畑亜紀さんと美幌音楽人 加藤雅夫のブログコメント交換です。

■なんとか症候群のあきさんへ、イランカラプテ!
古畑亜紀さん、こんにちは、はじめまして!いま、貴ブログを愉しく拝読しています。内容充実 見やすくて 良いブログてすね。これからもたのしみてす、どうぞよろしく。トランペット「古畑亜紀」は、ギタリスト・中林淳真さんからのメール(コンサート案内)で知りました。二人で仲良くがんばってください。美幌音楽人 2009/03/15

■女性向けスポーツカー卑弥呼
加藤雅夫さんへ、はじめまして。5月に小樽マリンホールにて共演させていただく予定の中林淳真氏。ようやくご帰国されたそうです!加藤さんのブログ、大変充実していてボリュームもリッチなので全てまではいきませんが拝読いたしました☆掲載記事にあった女性向けのスポーツカー『卑弥呼』かっこいいですね!乗ってみたいです。海外の大国と美幌町の交流のページ、大きい小さいは関係ないと言われた一節に共感しました。一度、美幌町の小学校で、札響金管セクションの方々とアンサンブルで演奏させていただいたことがあります。清潔な町並みが印象ぶかいです。また当ブログにも札幌にもぜひお越しくださいね♪イランカラプテ。古畑亜紀 2009/03/16

 「初恋の人からの手紙」古畑亜紀のブログ
 「名ギタリストと共演」古畑亜紀の日記
 「ギターとトランペットで奏でる初夏の調べ」古畑亜紀の日記
 「本日の道新夕刊に」古畑亜紀のブログ 

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詳細はポスター(PDF・517KB)を拡大してご覧下さい。        

デュフォ恭子/絵本コンサートと原画展 – 美幌音楽人 加藤雅夫

中林淳真「50歳からの青春」ギター出前コンサート – 美幌音楽人 加藤雅夫

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7 件のコメント

  1. う~~ん!!!
    82歳でまだまだ世界を飛び回って感動を与えてらっしゃる方がいるのですね!!!

    私も負けないようにしないと~

    やーうぇん より 2009 年 4 月 22 日 12:27

  2. 北京のやーうぇんさんへ

    偉大な芸術家に年齢は関係ないのです。マエストロ(巨匠)の背中には小さな羽があるそうです(人間の目では見えません)。中林淳真先生は「吉他天使」なのです。

    北京の日本語学校で活躍のやーうぇんさんも「百歳の日本語老師」を目指して頑張ってください。もしかしたら、やーうぇんさんの背中にも「天使の翼」ある?!

    美幌音楽人の背中にも「天使のしるし」があります(22歳のときの両肺手術の傷あとてす)。私の娘に「千年昔、パパは天国の天使でした。人間の、平和を大切にする心を育てたいと願って、天国から降りてきました」と話しました。幼かった娘は、私の背中の天使のしるしを見て、この話を本当に信じていました。
    現在、私の娘は「悪戯天使」のお母さんです。今でも信じているのかしら?! (「悪魔のしるし」だって!)
    天の声…サタン(悪魔)は13番目の天使、エンジェルは12番目の天使ですぞ。

    ♪ ふたりの天使 (涙のトッカータも、いいなあ。中林淳真ギターと古畑亜紀トランペットにアンコール曲としてリクエストします)
    ♪ 「千年修行、千年孤独」 「白狐」 これは、おまけです。

    加藤 雅夫 より 2009 年 4 月 22 日 19:59

  3. 千石さんのブログで拝見いたしましたが、いつもマリンホールを応援いただきありがとうございます。今回は、中林さんのコンサートはマリンホールの翌日が「奥井理ギャラリー」となっています。コンサート終了後、中林さんを囲んで食事会を考えておりますので、ご都合がよろしければぜひ17日、同ギャラリーに足をお運びいただければ幸甚に存じます。夭折した奥井さんの絵には何か深く心に響くものがあります・・・心よりご来場をお待ち申し上げております。

    突撃艦長 より 2009 年 4 月 28 日 13:22

  4. 小樽マリンホール「初夏の調べ」突撃艦長さま、初コメントありがとうございます。昨年の中林淳真マヤインカ神秘の世界「語りべギターコンサート」は好評でしたね。今年1月、21世紀の紙芝居「絵本コンサート」「ぴいすけのそら 絵本原画展 デュフォ恭子」も。
    奥井理(みがく)地球人生はすばらしい」ブログを拝読しました。奥井理ギャラリー「ギター&トランペットで奏でる初夏の調べ」の盛会と新たなる出会いを期待します。

    加藤 雅夫 より 2009 年 4 月 28 日 20:23

  5. 音楽は、年齢に関係ないと思う。演奏する気だと思います。
    音楽を奏でる事は、自分自身の宝です。人に聴かせることも必要ですが、自分自身が楽しまなければ音楽ではないと思います。
    私もプロではありませんが、楽しむ事に心がけています。
    でも、スタジオには聴いていただける方に、聞いてもらっておりますけれど・・・雑文かも知れませんが。

    世田谷区世田谷2-26-14-310

    柴田彬鑑 より 2009 年 6 月 16 日 01:23

  6. 柴田彬鑑さん、貴重なご意見をありがとう。

    →音楽は、年齢に関係ないと思う。演奏する気だと思います。
     
    わたしも同感です。

    漢字の母国、中国ではギターのことを「吉他」(ジター)といいます。
    自分だけでなく他の人にも幸福な気持ちにさせることができる楽器という意味です。

    中林淳眞さんは素晴らしい吉他人生を歩まれています。私の目標とするところです。

    奏でる技術と演じる芸術の達成をめざして、お互いに楽しくがんばりましょう。

    加藤 雅夫 より 2009 年 6 月 16 日 10:52

  7. ATSUMASA NAKABAYASHI 中林淳真(なかばやし あつまさ)さんのホームページが新しくなりました!

    従来のHP:
    中林淳眞のセレナーデコンサーhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~nkby/

    新しいHP:
    セレナーデコンサート/ギター教室【ギタリスト:中林淳眞】 http://atsumasa.main.jp/

    加藤 雅夫 より 2010 年 10 月 6 日 18:26

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