第1回全日本マスボクシング大会について

第1回全日本マスボクシング大会について

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全日本マスボクシング大会初代王者に
2021-11-22 掲載(北見市・大空町/スポーツ)
北見ボクシングクラブ所属 大空町・53歳女性
北見ボクシングクラブに所属する大空町在住の自営業・53女性がパンチを当てない寸止めボクシングの全国大会「第1回全日本マスボクシング大会」(6、7日、宮崎県)で優勝し、日本一に輝いた。また、同クラブに所属する北見市在住の公務員・54歳男性も同大会に出場し、入賞を逃したものの健闘。2人の全国大会での活躍に、ジムは活気づいている。
エクササイズのつもりが熱中し全国の舞台へ
決勝までの7戦全勝「連覇目指します」
北見の吉本 敦也さんは入賞逃すも健闘
この大会は、有効打になると見られるパンチにより判定で勝敗を決する。2人とも9月に札幌で開かれた道予選で出場権を獲得。女性は60歳以下女子166㌢㍍以上クラスで優勝、男性は60歳以下男子171㌢以上クラスで決勝進出を逃したものの3勝2敗の好成績を上げた。
女性はボクシング歴4年。趣味がマラソンで体を動かすことが好きだったため、エクササイズのつもりで始めたのがきっかけでのめりこんだ。「リングに立つ日が来るとは思ってもいませんでした」というが、けがの少ない寸止めの大会が新設されたことを受けて、出場を決意。
道予選では緊張もあり思うような試合ができなかったが、全国大会では身長を生かしたアウトボクシングからインファイトにスタイルを変更して“覚醒”。決勝までの全7戦を全勝して日本一の栄冠をつかんだ。
「負けたと思った試合もあったので、日本一は自分でもあり得ないことだと思っています」と女性。道予選後、週4回だったジム通いを6回に増やしたことによりスタミナがつき、最後まで攻め切れたことが結果につながったという。
女性は「マスボクシングには言葉では表現できない魅力があります。来年以降も出場し、連覇を目指します」とさらなる意欲を燃やしている。
男性は昨年の春に北見に転勤してきたことをきっかけに、約20年ぶりにジム通いを再開。道予選を突破して全国の大舞台でも勝利を上げた。「出場するからには優勝したいと思っていたので、残念でした。また挑戦します」と来年の雪辱を誓う。
同クラブの野村拓司会長(41)は「マスボクシングは寸止めのためけがが少ないこともあり、今大会でも小学生から70代まで幅広い年代の人が出場していました。北見でも普及させて盛り上げていきたいですね」と話している。(匡) (経済の伝書鳩)

マス・ボクシング / マス・ボクシング(mass boxing)は、ボクシングにおいて力を入れず打ち合うスパーリングのことを言う。マスやマス・スパーとも呼ばれる。 目的 / スパーリングが本気で互いに打ち合うのに対し、マス・ボクシングは力を抜き、寸止めのパンチを放す。パンチのタイミングのとり方や相手との距離感などを確認するのに用いられる。 (Wikipedia)

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