北海道の秋の風物詩 雪虫(ゆきむし)
北海道の秋の風物詩 雪虫(ゆきむし)
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初雪もうすぐ?群舞する雪虫 / 2021-10-14 掲載(北見市/話題) 北見の公園でも 四季”いろ撮る” / 穏かな秋晴れが広がった8日、北見市内で冬の使者、雪虫(ユキムシ)が群舞する様子が見られた。雪虫は綿状の分泌物をまとったアブラムシの総称。代表的な種の「トドノネオオワタムシ」は、春にヤチダモなどの木で育ち、夏から秋にかけてはトドマツの根で暮らす。晩秋になると産卵のため、再びヤチダモに戻ってくる習性があり、その姿は風のない穏やかな日に多く見られる。写真はつつじ公園で撮影した。群れをなして、ふわふわと浮遊する雪虫の姿は北海道の秋の風物詩。大量発生から2週間ほどで初雪が降る−とも言われる。皆さんは、もう見ましたか? (理) (経済の伝書鳩)
雪虫 カメムシ目アブラムシ上科の昆虫のうち白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称 / 雪虫(ゆきむし)とは、アブラムシ(カメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ上科)のうち、白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称。体長5mm前後の全身が、綿で包まれたようになる。 この虫の呼び名としては、他に綿虫、東京地域のオオワタやシーラッコ、シロコババ、京都地域の白子屋お駒はん、伊勢地域のオナツコジョロ、水戸地域のオユキコジョロがある他、ユキンコ、しろばんばといった俗称もある。小説『しろばんば』のタイトルは、この虫の中に由来する。 具体的な種としては、トドノネオオワタムシやリンゴワタムシなどが代表的な存在である。 アブラムシは普通、羽のない姿で単為生殖によって多数が集まったコロニーを作る。しかし、秋になって越冬する前などに、羽を持つ成虫が生まれ、交尾して越冬のために産卵する。この時の羽を持つ成虫が、蝋物質を身にまとって飛ぶ姿が、雪を思わせる。アブラムシの飛ぶ力は弱く、風になびいて流れるので、なおさらに雪を思わせる。 北海道島と周辺の島々では、初雪の降る少し前に出現すると感じられることが多いため、冬の訪れを告げる風物詩ともなっている。 雄には口が無く、寿命は1週間ほど。雌も卵を産むと死んでしまう。熱に弱く、人間の体温でも弱る。 俳句では、冬の季語。同じ「雪虫」と呼ばれるセッケイカワゲラは黒い昆虫で、春の季語。 (Wikipedia)
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