北海道北見市出身の漫画家 伊科田海

北海道北見市出身の漫画家 伊科田海

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なまら人気で単行本化 2019/12/24掲載(北見市/社会・話題)北見出身の漫画家・伊科田 海さん(25) / 北見市出身の漫画家、伊科田海(いかだ・かい)さん(25)がWebまんが「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の「道産子ギャルはなまらめんこい」が単行本化され、12月に発売された。北見を舞台にした高校生が繰り広げるラブコメディー。作中には市民に馴染み深い商業施設やイベントも登場するとあり、伊科田さんは「北見の人なら思わず笑みを浮かべてしまうような作品になったと思います。多くの人に手にしてもらえれば」と話す。 Webまんがで連載中「道産子ギャルはなまらめんこい」 “北見人”にはおなじみの施設・イベントも 「多くの人に手にしてもらえれば」 / 伊科田さんは高校まで北見で過ごし、現在は札幌で創作活動をしている。小さい時から絵を描くのが好きで、「明確なきっかけはないですが、ものすごく漠然と『自分は漫画家になるんだろうな』と思っていました」。2016年に「FALL OUT」で第1回「3誌合同新人まんが賞NEXT CHAMPION」の新人大賞を受賞。同年、週刊少年チャンピオンで「PSCHO LORD」を短期集中連載した後、17~18年にかけて「GREAT OLD~ドラゴンの創り方~」を連載し、単行本全3巻が刊行されている。「道産子ギャルなまらめんこい」は当初、読み切り作品だったが、好評だったことから今年9月に連載がスタートした。東京から転校してきた純朴な男子高校生が、積極的な地元の女子高校生に心惹かれていくストーリー。「見どころはタイトル通りですが、道産子ギャルのなまらめんこいところ!」と言い「北海道とギャルという組み合わせがあまりなく、新鮮な読み味になったと思います」と伊科田さん。青春時代を思い出しながら描いているという。また、北見および北海道ならではの施設や食べ物のほか、“北海道あるある”ネタが多数登場するのも見どころ。「キャラクターを通し、自分が感じている地元北海道の魅力を少しでも感じてもらい、一人でも多くの人が北見や北海道を訪れるきっかけになれば」と思いを語る。漫画家としての今後の目標は「生涯100冊の漫画を出版したいです」と意欲を語り、北見でのサイン会など「機会があれば、ファンや読者の方々に直接感謝を伝えていきたいです」と話している。単行本は全国の書店などで販売中。「少年ジャンプ+」の専用アプリまたはウェブサイトでは試し読みも可能。(理) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

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