青森県津軽地方の こぎん刺し (北海道北見市)

青森県津軽地方の こぎん刺し (北海道北見市)

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北見の津軽刺し教室「ちくちく」を訪問 2019/09/25掲載(北見市/話題・文化) 静かなブーム…癒しの手芸「こぎん刺し」 / 天然素材や手仕事の価値があらためて見直され、素朴な美しさや使うごとに愛着を増す民芸品が静かなブームとなっています。中でも青森県津軽地方を代表する民芸品「こぎん刺し」は、ここ数年のハンドメイドブームも後押しし、若い世代からも注目が集まっています。北見市内の津軽こぎん刺し教室「ちくちく」を訪ねてみました。
◇こぎん刺しとは 風通しの良い麻を温かく着られるよう、東北の生活の知恵から生まれた刺繍(ししゅう)です。伝統的なこぎん刺しは藍染めの麻布に白い木綿糸を使って模様を刺します。母から娘へ、娘から孫へと刺し伝えられ、津軽の人々の心に受け継がれてきました。
◇美しい幾何学模様 「モドコ」と呼ばれる図案の基礎模様は数十種類あり「マメコ」(豆)や「ダンンブリコ」(トンボ)など、人々の身近にあるものの名前が付けられています。これら模様を組み合わせることで、無数のデザインが生み出されてきました。
◇癒しの針仕事 津軽出身で「ちくちく」を主宰する70歳女性は「こぎん刺しは、もはや体の一部」と言うほど身近なものになっています。ちくちくと鉢を動かす時間は小野寺さんに限らず多くの愛好者が「癒し」と答えます。 主宰の女性の下でこぎん刺しを始めて12年の67歳女性もその一人。「根気のいる作業ですが手を動かしている時間は『無』になって、落ち着きます」。図案を布に写したりしないため「移動中や家事の合間など、ちょっとした場所と時間で楽しめるのも魅力です」。
◇楽しみ方いろいろ こぎん刺しは布や糸、模様の組み合わせにより民芸風にも、北欧やモダンな感じにもなります。さらには仕立て次第でポーチやバッグ、ミトンやタペストリーなど暮らしを彩るものへと変身します。 70歳女性は、多くの人に愛され続ける理由を「伝統的なこぎんに今っぽいエッセンスを少し加えることで、現代生活に合った新しい楽しみ方ができるからではないでしょうか」。
◇素朴な美しさ一堂に 28、29日に5年ぶり作品展 / 津軽こぎん刺し教室「ちくちく」の作品展が28日(土)と29日(日)に開かれます。 会場は67歳女性宅のウッドハウス、時間は午前10時~午後4時。5年ぶりとなる作品展で、バッグ、ポーチなどの服飾小物をはじめ、蓋にこぎんを施した小物入れなど大小約300点をします。
掲載画像 : 幾何学模様が生み出す無限のデザイン(針刺し) / ちくちく〟と針を進める70歳女性と67歳女性 / 布に図案を写すことなく布目を拾って縫う / 手提げバッグに仕立てたこぎ (オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩)

こぎん刺し(こぎんさし)とは、青森県津軽に伝わる刺し子の技法のひとつであり「刺しこぎん」とも呼ばれる。 津軽地方では、野良着の事をこぎん(小衣、小巾、小布とも)と呼んだためこの名前がついた。 一般に青い麻布に白い木綿糸で刺す。 (こぎん刺し – Wikipedia)

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こぎん刺し の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

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