北海道 オホーツクの道を考える会 (みちづくりフォーラム)
北海道 オホーツクの道を考える会 (みちづくりフォーラム)
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高速道路網の重要性再認識
2019/02/11掲載(北見市・美幌町/社会)
道横断自動車道網走線 端野町川向-美幌町高野整備事業着手を
地元経済界などが長年要望してきた、北海道横断自動車道網走線(北見市端野町川向-美幌町高野)の整備事業の着手見通しを受け、高速道路網の重要性を再認識しようと「オホーツクの未来を拓(ひら)くみちづくりフォーラム」が5日、北見市端野町公民館で開かれた。関係者が一堂に会し、管内の観光、物流、救急医療の各方面から早期着工を望む声に耳を傾け、機運を盛り上げた。
端野でみちづくりフォーラム
観光、物流、救急医療などの声を聞き
実現までもう一歩…思いの強さを推進力に
民間の、オホーツクの道を考える会が主催。平成16年の設立以来、高速道路が地域にもたらす効果を訴え、活動している。「同区間の新規事業化が具体的な形として一歩近づいた今こそ、一緒に考えたい」と管内の自治体で組織する建設促進期成会などと共催した。
北海道二十一世紀総合研究所・木本晃特任審議役の基調講演に続き管内の観光の面から、前・オホーツク観光連盟会長で知床グランドホテル代表取締役会長の桑島繁行氏が管内の過去10年間の観光入り込み数を提示し「釧路、十勝に比べ、オホーツク管内の伸び率が鈍い。このまま高速道路の延伸が止まったままだと他の観光地と格差がついてしまう。みんなで努力しようではありませんか」と呼び掛けた。
また物流の面から、美幌町の三星運輸専務取締役・山本秀清氏は美幌バイパスをはじめ十勝オホーツク道の整備延伸を視野に「現在は危険な峠越えの冬道を走行している。乗務員の働き方改革の面でも人件費や車両コストの低減においても安定した輸送ルートの確保が必然だ」と訴えた。
網走地区消防組合大空消防署署長の道場文也氏は「三次医療圏の北見赤十字病院へ、心臓疾患などの重篤な患者や周産期の妊婦さんなどを搬送している」として、大空町から北見市へバイパスと国道を利用し夏で42分、冬で50分掛かると現状を報告。「高速道路がつながることで10分程度短縮でき、搬送時の静粛性を含め安全性が確保できる」と強調、「『命を守る道』が早期に着手されることを願う」と提言した。
会場は財界や行政機関の関係者ら約300人が詰め掛け、満席。関係首長がいずれも参加する中で最後に辻直孝北見市長が「もう一歩のところまできている。新規事業化は参集者の思いが推進力になる。フォーラムを通じて心一つになったことを東京(国の機関)へ報告したい」と述べた。(寒) (オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩)
美幌バイパス(びほろバイパス)は北海道網走郡美幌町から網走郡大空町に至る国道39号のバイパス道路。北海道横断自動車道に並行する一般国道の自動車専用道路として整備されている。 全区間通行無料となっている。 高速道路ナンバリング(高速道路等路線番号)では「E61」が割り振られている。 概要 / 美幌高野交差点から分岐し、美幌町市街地の北側を直線的に抜けて女満別空港に至る。これは、美幌市街の混雑緩和や女満別空港から周辺へのアクセス向上を目的に設置されているためでる。 美幌バイパスの開通により女満別空港へのアクセスが向上し、北見市方面から女満別空港へ向かう空港連絡バスなどもバイパス経由で空港へ向かうようになった。 道路計画としては北見道路と接続し、北海道横断自動車道として網走市までつなぐ道路になる予定である。 (美幌バイパス – Wikipedia)
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