2018年 (平成30年) 鳥インフルエンザ
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高病原性鳥インフルエンザ警戒中(網走管内/話題・告知) 死んだ野鳥には触らず通報を / 渡り鳥の飛来シーズンを迎え、北海道は高病原性鳥インフルエンザへの警戒を呼びかけている。韓国、中国など近隣国でのウイルス確認があり、10月には千葉県で野鳥のふんから低病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されている。オホーツク総合振興局や北見市は管内での発生の可能性があり「死亡した野鳥を見つけたら触らず通報を」と呼びかけている。 オホーツク総合振興局や北見市が呼びかけ 渡り鳥の飛来シーズン迎え 管内でも発生の可能性 / 農林水産省が全国の自治体にあてた通達(10月22日)によると、千葉県で採取された野鳥のふん便から低病原性鳥インフルエンザウイルス(H7亜型)が検出された。国内での今季初のウイルス確認で、今冬の防疫対策の再徹底を促した。 29年度の国内における高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)の確認は、11月に香川県内の農場で家きんの感染が確認された。このほか、野鳥の確認例では島根県内7例(コブハクチョウ、キンクロハジロ、ユリカモメ)、兵庫県1例(ハシブトガラス38羽)、東京都1例(オオタカ)。 北見市内では今年4月、若松大橋付近の常呂川でオオハクチョウの死がいが見つかったが、死後状態が悪くウイルス検査はできなかった事例の1例。 道が呼びかける注意事項は (1)死亡や衰弱している野鳥を見つけた場合、素手で触らないように (2)鳥の排泄物などに触れた後は手洗いとうがいを (3)水辺などに立ち寄り野鳥のふんを踏んだ場合、靴底を洗うの3点。 検査優先度が最も高い野鳥はオオハクチョウ、ヒシクイ、オシドリ、キンクロハジロなどのカモ類のほか、野鳥を捕食するオオタカ、ハヤブサのタカ科2種を加えた17種類。優先度2番目がマガモ、オナガガモ、オジロワシ、オオワシ、クマタカ、フクロウなど11種。これ以外の野鳥でもふらつきや正常に飛べないなどの重度の神経症状がある場合は検査の必要がある。 通報の判断は対象野鳥の死亡や衰弱した個体などで、交通事故など他の原因が明らかな場合は除かれる。 発見の可能性のあるエリアは水鳥が集まるサロマ湖や常呂川河口周辺のほか、野鳥との接点のある常盤公園や野付牛公園、富里湖など。通報先はオホーツク総合振興局(TEL 0152-41-0632)、北見市は農政課(TEL 0157-25-1142)。(澄) (オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩)
鳥インフルエンザ(とりインフルエンザ、英語: Avian influenza, Avian flu, bird flu)とは、A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して起きる鳥類の感染症である。トリインフルエンザとも表記される。また、鳥インフルもしくは鳥フルと略称されることがある。 水禽類の腸管で増殖し、鳥間では(水中の)糞を媒介に感染する。水禽類では感染しても宿主は発症しない。 ウイルスの中には、家禽類のニワトリ・ウズラ・七面鳥等に感染すると非常に高い病原性をもたらすものがある。このようなタイプを高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)と呼び、世界中の養鶏産業にとって脅威となっている。また、このうちH5N1亜型ウイルスなどでは家禽と接触した人間への感染、発病が報告されており(ただし、感染者はヒト型とトリ型のインフルエンザウイルスに対するレセプターを有していた)、今のところ一般の人に感染する危険性は極めて低いが、ヒトインフルエンザウイルスと混じり合い、人の間で感染(ヒトヒト感染)する能力を持つウイルスが生まれる(変異する)ことが懸念されている。将来、それが爆発的感染(パンデミック)を引き起こす可能性がある。 (鳥インフルエンザ – Wikipedia)
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