11月をテーマにした作品 (武満徹 ノヴェンバー・ステップス)
11月をテーマにした作品 (武満徹 ノヴェンバー・ステップス)
1998年 (平成10年) 2月20日、武満徹さんの逝去を知った私は、誰もが知らない 武満徹の遺したもの「美幌町町歌」を皆さん(黛敏郎、園田高弘、谷川俊太郎、湯浅譲二、大江健三郎、横山勝也、小澤征爾、立花隆、文仁様、荘村清志など)に伝えた。皆さんは、「へえ!あの武満徹さんが 22才の時に…」と絶句。 美幌町出身で文化人類学の山口昌男さんも「不思議なご縁に驚いた、一昨日、東京の追悼コンサートで浅香夫人と長女の眞樹さんに会ったばかりだ…」と。 私も 札幌での追悼コンサート(岩城宏之 指揮 / 田中之雄 琵琶 / 横山勝也 尺八 / 札幌交響楽団)に行った。武満浅香さん(元・劇団四季女優)と武満眞樹さん(洋画翻訳家)は「町長と皆様から弔電をいただきました ありがとうございます」。私は 「美幌町をご案内すること叶いませんでした…残念です」。武満浅香さんは「町歌作曲の経緯は早坂文雄先生からの依頼だった ようです」。美幌町や美幌町民は、一度でも武満徹さんを地元に招待すべきだった。 (美幌の歌 / 町歌と校歌)
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『ノヴェンバー・ステップス』(英: November Steps )は、武満徹が1967年に作曲した、琵琶、尺八とオーケストラのための音楽作品。ニューヨーク・フィルハーモニックによって初演され、作曲者が国際的な名声を獲得するきっかけとなった。 作曲の経緯 / 武満にとって邦楽器の使用は1962年の映画『切腹』(監督:小林正樹)に端を発する。映画『暗殺』(1964年松竹映画、監督:篠田正浩)、さらに映画『怪談』(1965年 監督:小林正樹)、そしてNHK大河ドラマ『源義経』(1966年)の音楽を担当。それぞれ琵琶の鶴田錦史、尺八の横山勝也と共同作業で音楽制作をする。この経験を元に現代音楽純音楽作品として、琵琶と尺八のための『エクリプス』を作曲。武満にとって邦楽器のみの初の純音楽作品となる。また琵琶と尺八という組み合わせは邦楽の歴史ではそれまで見られないものであった。 この『エクリプス』の録音を、武満と親しくニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者を務めたことのある小澤征爾が同フィル音楽監督のレナード・バーンスタインに聴かせたところ、バーンスタインが非常に気に入り、これら日本の楽器とオーケストラとの協奏曲を書いて欲しいと武満に依頼することになる。そしてニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念委嘱作品としてこの『ノヴェンバー・ステップス』が作曲され、1967年11月9日、ニューヨーク・リンカーン・センターにおいて、鶴田錦史と横山勝也のソロ、小澤の指揮でニューヨーク・フィルハーモニックにより初演された。なお、ニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念の委嘱作品が『ノヴェンバー・ステップス』のみであるかのような記述が世に散見されるが、委嘱は他の多くの作曲家にも依頼されており、武満のこの作品はそれらの中の一つである。 (ノヴェンバー・ステップス – Wikipedia)
武満 徹(たけみつ とおる Toru Takemitsu、1930年10月8日 – 1996年2月20日)は、日本の作曲家。 ほとんど独学で音楽を学んだが、若手芸術家集団「実験工房」に所属し、映画やテレビなどで幅広く前衛的な音楽活動を展開。和楽器を取り入れた『ノヴェンバー・ステップス』によって、日本を代表する現代音楽家となった。 (武満徹 – Wikipedia)
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