迅速な広報・早期の注意喚起 (北見市 クマ情報)
迅速な広報・早期の注意喚起 (北見市 クマ情報)
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クマ目撃情報、36時間後に公表 北見市 ワッカ原生花園…周知に遅れ / 26日早朝、北見市常呂町栄浦のワッカ原生花園内でクマの目撃情報があったにもかかわらず、市が公表したのは36時間後の27日夕だった。24日朝にも目撃情報があり、危険性が高まっていたにもかかわらず、公表の遅れについて市常呂総合支所は「申し訳なかった」の一点張り。遅れた理由も説明していない。遅れた理由は説明せず 対応の改善策も不透明 / 2回目の目撃現場はサロマ湖ワッカネイチャーセンターから西に2.5キロほどの湖岸で、草わらにクマが寝たとみられる痕跡が残っていた。24日の目撃情報からは7キロほど西に移動、周辺でクマが徘徊、危険性が増していた。時系列でみると、目撃が26日午前4時半、漁協から通報を受けたのが午前9時半ころ、目撃者にコンタクトを取ったのが午後1時ころ、現場確認が午後3時過ぎで夕方には公表できる状態にあった。取材に対し同支所は「夕方の時点で公表すべきかの判断ができなかった」とし翌27日朝に「報道機関への広報メモを出す」と判断された。その後、広報メモの作成、町内会への注意喚起チラシ作成などを行っていたというが、本紙にファクスが届いたのが27日夕方。クマ情報の取り扱いは出没した場所などによってケースバイケースとされながらも「迅速な広報・早期の注意喚起」が大原則。36時間もの間、人が危険に近づく可能性もあるが、入園規制を行っていたため、第三者が近づく可能性が低いなどの理由が背景にあったようだ。ただ、クマの移動は予測がつかず、海岸沿いに民家方向に移動する可能性や、海岸を散策する人の存在を考慮していない。同支所は「職員の危機管理を見直す」としているが、なぜ、広報が遅れたのかの説明がないまま、どう改善するのかすら見えない。今回の対応の遅れと説明をこばむ姿勢は市民と行政の間の「信頼」をゆるがせている。(澄) (2018年8月30日の記事 経済の伝書鳩)
クマ出没によるワッカの入園規制… 一部緩和 / 北見市は3日、クマ出没による常呂町栄浦のワッカ原生花園の入園規制を一部緩和した。4日以降、散策できる範囲はサロマ湖ワッカネイチャーセンターから西約4キロにあるサロマ湖第2湖口までの遊歩道で、カシワの林がある東側は規制を継続する。市常呂総合支所によると、7月24日と26日にクマ目撃情報があり、24日から入園規制を行ってきた。その後、定点カメラの設置やパトロールなどで捜索を続け一定の安全が確保できたと判断した。 (2018年8月4日の記事 経済の伝書鳩)
クマ出没によるワッカの入園規制解除 9月1日から / 北見市は9月1日から、クマ出没によるワッカ原生花園の入園規制を解除する。クマ情報は7月24日と26日に目撃情報があり、24日から入園規制を行ってきた。市常呂総合支所によると、これまで園内に定点カメラの設置やパトロールによる捜索を続け一定の安全が確保できたと判断した。解除後の入園者にはサロマ湖ワッカネイチャーセンターでクマ避け用の鈴を無償貸与する。 (2018年8月31日の記事 経済の伝書鳩)
関連サイト
オホーツク管内クマ目撃情報 5年で最多165件 ワッカ原生花園でも : どうしん電子版(北海道新聞)
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- 一つ新しい記事: ハンガリーのピアニスト・作曲家 フランツ・リスト (Franz Liszt)
- 一つ古い記事: Harley-Davidson ハーレーダビッドソン (北海道)
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