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日加タイムス（e-nikka）メールニュース 2015年5月28日

日加タイムス（e-nikka）メールニュース 2015年5月28日

2015年05月29日(金) 2:02
カテゴリ: Facebook, Twitter, e-nikka, お知らせ, カナダ, スポーツ, トロント, 北海道人, 国際, 日本, 日本映画, 観光, 音楽
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日加タイムス（e-nikka）メールニュース 2015年5月28日
Canada-Japan Times (e-nikka) Mail News May 28, 2015

今週のe-nikkaから
2015年（平成27年）5月28日号

日加タイムス e-nikka
編集長・色本信夫

日本政府春の叙勲で外国人叙勲を受章したドナルド・キャンベル元駐日カナダ大使。５月７日、皇居で叙勲伝達式を終え、旭日重光章を胸に・・・（写真提供：ドナルド・キャンベル氏）。５月14日にはバンクーバー総領事公邸で祝賀レセプションが開かれた
【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

イスラム・アートのコレクションを披露する北米最大規模の「アガ・カーン美術館」の展示品（この美術館はトロント日系文化会館の向かい側にある）
【「カナダ観光シリーズ」をご覧ください】

BC州ビクトリア出身の画家、エミリー・カーがフランスから帰国後に描いた作品「Tanoo, Queen Charlotte Island」（1913年）
【サンダース宮松敬子・記「エミリー・カーの波乱万丈人生（その３）」をご覧ください】

東京・築地のフランス料理店「エクロール」（撮影：いろもとのりこ）。円内は好評の前菜・鮎（アユ）のコンフィ・タプナード添え（写真提供：有限会社スタジオジェニファー＆食空間フォトグラファー、早川哲氏）　【「日本紀行・食べある記番外編」をご覧ください】

バンクーバーの「コスモス・セミナー」は発足15周年を迎え,５月13日、日系センターで盛大な記念祝賀会を開催した。参加者全員で記念撮影（Photo by Koichi Saito）
【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

【視点】

ハイドロ・ワン電気料金請求書に多すぎる金額ミス、苦情続出

Hydro One から届いた多額の請求書を見せるウイットビーの夫婦（Toronto Star より）

送られてきた請求書を見て、びっくり。ものすごい金額が記されている。こんなはずがない、何かの間違いじゃないか──このような経験をしたこと、ありませんか。
請求者に問い合わせ、あるいは抗議して、金額を訂正してもらうケースもあれば、長い期間にわたってもめることもある。
オンタリオ州管轄の電力公社「Hydro One」（ハイドロ・ワン）が、毎月利用者に送付しているハイドロ・ビル（電気料金請求書）をめぐって、このところ、請求額がおかしい、不明朗だと苦情が殺到している。その数は１万件以上にのぼるというから、尋常ではない。
ハイドロ・ワンは２年前の2013年５月に、電気料金請求書を作成するコンピューターの新しいビリング・システムを導入した。これがどうもうまく機能していないらしい。
いくつかの例を見てみよう。
トロントスター紙の報道によると、オンタリオ州ウイットビーのある夫婦は北郊にコテージを持っているが、毎月平均160ドル支払っていた電気代が、900ドル超の請求額に変わった。
オンタリオ北部ティミンズのお年寄りの男性は、電気代778ドルの請求なのに、銀行口座から１万ドルが引かれていた。
トロントの北の町キング・タウンシップに住む84歳の女性は、2013年秋、３枚の請求書を受け取った。金額は１枚につき9,000ドル。彼女は、それまでの未払い額は640ドルだった。
ある小売業者は、電気代を支払っているのに、銀行の口座から自動的に16万3,000ドルがハイドロ・ワンによって引き出されていた。
2014年６月、オタワの西北、ペタワワにあるカナダ空軍基地に電気代として5,000万ドルの請求書が送られてきた。この基地では、それ以前は平均4,428ドルの請求書だったという。
イングルウッド（ブランプトンの北）の男性は、所有していた不動産を売却したあとコレクションサービスから電気代１万8,000ドルの取り立てに遭った。彼の最終支払い金額は56ドル35セントだった。
グローブアンドメール紙が４月に報じた記事によると、ブルーマウンテンの南西方面にあるスキー場「Beaver Valley Ski Club」に電気代3,600万ドルの請求書がハイドロ・ワンから届いたという。これはミステイクということが判明した。
このほかにも、ハイドロ・ワンのミスの話は少なくないようだ。われわれの日常生活に不可欠な電気。その料金がこんな不正確なかたちで請求されているとは心おだやかではない。
この事態に、オンタリオ州の市民の側から行政に対する苦情を処理したり監察するオンブズマンが実情を調査している。オンブズマンのアンドレ・マリン氏は自由党政権のキャサリン・ウィン州首相に対して「現状は最悪の事態だ。州政府はハイドロ・ワンを監視する独立した機関を設けるべきだ」と強調する。
オンブズマンの厳しい監視によって間違いが多いビリング・システムは改善に向かっていくのだろうか。

それでは、今週も「e-nikka」をご愛読ください。

＜今週のトピックス＞

【エミリー・カー】
自然あふれるカナダ西海岸が生んだ魂の画家／作家
エミリー・カーの波乱万丈人生（その３）
フランスで絵画を学び帰国、だが困窮の日々は続く

【カナダ観光シリーズ】
イスラム・アートコレクション1,000点以上
北米最大規模、トロントの「アガ・カーン美術館」

【日本紀行・食べある記番外編１】
築地で仕入れた新鮮な魚介類をフランス料理に
都会のオアシス「エクロール」（ECLORE）

【リアルエステート】
家の買い替えのタイミング
売るのが先？買うのが先？

【今週のおすすめ本】
寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛えなさい
10歳若がえるための５つの運動
久野譜也／著
出版社名：飛鳥新社
出版年月：2014年8月
税込価格：1,200円

＜読者ひろば＞

JSSクラフトクラブ・６月の日程
手編み大好き講座／ハワイアンキルト講座

映画「平成狸合戦ぽんぽこ」上映会
６月21日（日）午後６時からトロント仏教会

＜コミュニティー・ニュース＞

平成27年度春の叙勲
ドナルド・キャンベル元駐日大使、「旭日重光章」受章
バンクーバー日本国総領事公邸で祝賀レセプション

バンクーバー「コスモス・セミナー」
15周年記念祝賀会、盛大に開催

「ジャムズネットカナダ」第２回総会
日本大使館で開催、内容ある成果おさめる

草月生け花トロント東支部「春の生け花展」
開催45回目を機に変化と前進を・・・

第３回隣組 & JCCA共催「ゴルフトーナメント」
参加者募集！　締め切りは６月１日（月）

＜カナダニュースダイジェスト＞

船のレストラン「キャプテン・ジョンズ」解体が決まり出港へ

【e-nikka今週号】
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