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前進座特別公演「如月の華 – 九条武子ものがたり」（北海道北見市）

前進座特別公演「如月の華 – 九条武子ものがたり」（北海道北見市）

2015年05月25日(月) 14:21
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, オホーツク, 北海道, 北見市, 日本映画
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前進座特別公演「如月の華 – 九条武子ものがたり」（北海道北見市）
Zenshinza special performance “Kisaragi hana – Kujio Takeko story” (Kitami, Hokkaido)

6月17日・前進座特別公演

「如月の華～九條武子ものがたり」

浄土真宗本願寺派が後援…
北見市民会館で

劇団前進座の特別公演「如月の華～九條武子ものがたり」が6月17日（水）午後2時から、北見市民会館で開かれます。浄土真宗本願寺派北海道教区北見東組などで構成する『如月の華』（北見会場）実行委員会が主催。

武子は明治20年、本願寺第21代門主・明如上人の次女として生まれ、義姉を助けて仏教婦人会創設に奔走。明治45年には当時の野付牛村（現・北見市）の本覚寺にも来寺しています。大正12年に発生した関東大震災の際には自身も被災するものの築地本願寺を診療所として、負傷者・孤児の救援活動にあたりました。イギリスに赴任した夫を思う歌など和歌にも長け、与謝野晶子、柳原白蓮とともに大正の三大女流歌人とされます。女子教育、女性の地位向上に心を砕きますが、震災復興事業の無理もたたり敗血症により昭和3年、42歳の短い生涯を閉じました。

舞台は志村智雄作・演出。女優今村文美が武子を演じるほか前進座のキャスト・スタッフが多く動員されます。料金は前売り5500円（当日6千円）。チケットは同市民会館などで扱っています。問い合わせは実行委員会事務局の常楽寺（北見市常呂、TEL 0152－54－2074）へ。

6月17日・前進座特別公演 – 2015/05/21掲載（北見市／告知） – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=86254

九条武子, Takeko Kujō
九条武子（くじょうたけこ、1887年（明治20年）10月20日 – 1928年（昭和3年）2月7日）は、教育者・歌人、後年には社会運動活動家としても活躍した。来歴：西本願寺第21代法主・明如（大谷光尊）の次女（母・藤子は光尊の側室で紀州藩士族の子女）として京都で生まれる。仏教主義に基づく京都女子専門学校（現・京都女子学園、京都女子大学）を設立、1923年（大正12年）9月1日の関東大震災で自身も被災するが一命を取りとめ、全壊した築地本願寺の再建、震災による負傷者・孤児の救援活動（「あそか病院」などの設立）などさまざまな事業を推進した。佐佐木信綱に師事し和歌にも長け歌人としても、『金鈴』『薫染』などの歌集がある。愛唱されている仏教讃歌の「聖夜」は、1927年（昭和2年）7月に出版された随筆『無憂華』の中に収められている。「聖夜」の作曲は、中山晋平で、歌詞は七五調で構成され、夜空に輝く美しい数多の星のようにおわする仏たちに護られて生きていることの歓喜と安らぎが表現されている。人物：武子は才色兼備としてもてはやされ、柳原白蓮（大正天皇生母・柳原愛子の姪）、江木欣々とともに大正三美人と称された。私生活では1909年（明治42年）、公爵家出身で正金銀行勤務・男爵九条良致（くじょう・よしむね）に嫁いだ。 1928年（昭和3年）2月7日、震災復興事業での奔走の無理がたたり敗血症発症、42歳の若さで念仏のうちに往生した。宗門では、武子の命日を如月忌（きさらぎき）と呼んでいる。歌碑：「おほいなるもののちからにひかれゆくわがあしあとのおぼつかなしや」（東京築地本願寺境内）「山の院連子の端にせきれいの巣あり雛三つ母待ちて鳴く」（比叡山西塔）。（http://ja.wikipedia.org/wiki/九条武子）