Frozen painting – 凍れ画 (荒木洋子)

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凍れ画 (荒木洋子)
Frozen painting (Yoko Araki)

人・ひと・240度
2015/02/14掲載(北見市/社会・本紙連載)

「凍れ画」描く 女性(68)
北見の寒さ アートに
冬が織り成す偶然の模様・色

北見の冬の寒さを活かした「凍れ画(しばれが)」を描く北見市の女性(68)。厳冬の1、2月にしか描けない自然を生かしたアートに今年も挑んでいる。 凍れ画は、水を加えた絵の具で絵を描いて凍らせ、氷の模様を絵に浮き上がらせる。絵の具がきれいに凍るためには、マイナス10度以下であることが必要。そのため、早朝の寒さと戦いながらの作業が主になる。 女性が凍れ画を始めたのは20年以上前。北見の風土に根ざした作品を、と試行錯誤し、自然にできた氷の模様を絵の中に表現する手法にたどり着いた。 今年は1月から作業を開始。気温によって模様の出方が変わり、寒いほどきれいに出るという。「最近は寒さが安定しないので難しいですね」と話す。 女性が描いた凍れ画は、これまでに国際的な美術コンクールで入選するなど評価されている。テレビで紹介された経験もある。 「自然の寒さを利用しているので、氷が溶けてみないとどのような作品になるのか分からない。思いがけない素晴らしい模様や色が出ることもあり、そこが楽しみ」と冬限定のアートを楽しんでいる。 (菊)

(掲載写真)
女性の作品

人・ひと・240度 – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=84354

関連記事

北見「カフェ&ギャラリー・ヨーコ」 – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=46669

国際公募アート未来展で北見の2人が受賞 – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=63125

「しばれ画」並ぶ個展 – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=72904

関連サイト

ぎゃらりー 荒木洋子しばれ画展 – NHK 北見放送局
http://www.nhk.or.jp/kitami/station_info/gallery/2013/2013_09_11_a/

荒木洋子 プロフィール – webnews
http://www.webnews.gr.jp/arakiyoko/profile.html

荒木洋子 凍れ画 作品一覧 – webnews
http://www.webnews.gr.jp/arakiyoko/ichiran.html

荒木洋子 – サロン・ド・フィナール
http://www.finearts.co.jp/s_finearts/member/araki_yohko.html

関連エントリ

凍れ画 の検索結果
http://masaokato.jp/?s=凍れ画

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1 件のコメント

  1. 関連記事:

    氷彩画で40年ぶり道展入選
    2015/02/19掲載 (北見市/文化)

    北見・高森 忠さん(84)
    風土を活かし精力的に創作
    22日まで道展北見移動展で展示中

    第89回道展で約40年ぶりに水彩画が入選した北見市の高森忠さん(84)。風土に根差し、一貫して取り組む創作姿勢はますますエネルギッシュだ。独自に編み出した“氷彩(ひょうさい)画”が22日まで北網圏北見文化センター(公園町)で開かれている道展北見移動展に展示されている。 かつてオホーツク海の流氷を描き、昭和40年代に道展、全国規模の一水会展に続けて入選。冬になると海岸にイーゼルを立て、夢中で流氷の海を描いた。その頃は冷たい海を描きながらも「作者の心の温かさが表されている」と評価された。その後は仕事も忙しく、会員のオホーツク美術協会やグループ斜面中心の活動になっていた。 ただその間も創作意欲に衰えはなく、70歳の頃からは真冬の寒さに絵の具が凍結する現象を利用した手法を編み出し、独自に氷彩画として追究してきた。 「私達はこの風土の寒さの中で生きている」と高森さん。流氷に夢中になった30、40代の頃とは違った緊張感が最近の作品に感じられる。「以前は真冬の2カ月間創作できたが近年は冬が暖かく、半月ほど」と精神を集中。凍った絵の具が解けてしまう偶然も前向きに作品に取り込む。「入選は自然の力が半分ですね」と笑顔。入選作「温暖化への反撥」からは、84歳の真剣勝負が伝わって来る。 (寒)

    (掲載写真)
    入選作「温暖化への反撥」

    氷彩画で40年ぶり道展入選 – 経済の伝書鳩
    http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=84438

    美幌音楽人 加藤雅夫 より 2015 年 2 月 19 日 17:51

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