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「環境省エコチル調査」（北海道北見地区サブユニット）

「環境省エコチル調査」（北海道北見地区サブユニット）

2014年06月24日(火) 0:36
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, オホーツク, 健康・福祉, 北海道, 北見市, 津別町, 環境, 置戸町, 美幌町, 訓子府町
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「環境省エコチル調査」（北海道北見地区サブユニット）

「エコチル調査」北見地区…
2014/06/23掲載（北見市／社会・健康）

登録者1508人に

化学物質や生活習慣が子どもの成長にどう影響するかを調べる環境省の「エコチル調査」に北見地区は1508人が登録した。これまでの2年あまりの調査結果によると、妊婦の夫の喫煙率が約半数にのぼるなどの実態が分かり、今後、全国10万組の親子の協力で、子どもの発達や疾患への影響がより具体的に示されることになる。

子どもへの化学物質などの影響が今後明らかに

同地区の調査を行う日本赤十字北海道看護大学の同地区サブユニットによると、調査は胎児期から13歳まで定期的に健康調査を実施。道内では札幌、旭川、北見の3地区で実施され、北見市北見自治区と美幌町、津別町、訓子府町、置戸町で構成する北見地区では、母子手帳交付数の約半数から協力を得た。

これまでの調査で、妊娠中もたばこを吸い続けている母親は各年代4～9％で、25歳未満では9％と特に高い。パートナーも若い世代ほど喫煙率が高く、女性の妊娠を機にやめる人も少ない。

また、1歳時点での離乳食の状況では、一般的にアレルゲンになるとされる鶏卵やピーナツ、そばなどの食品は食べ始めが遅い、あるいは、まだ食べさせていないという傾向が出ている。

今後のデータ解析により、妊娠中の喫煙・飲酒・ストレスと出世体重との関係や、離乳食の開始時期とアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの因果関係など、子どもの発達や病気に影響する危険因子や生活要因が解明される。

同地区サブユニットは「調査規模が大きく、これまで見えなかった影響を知ることができれば、未来のお母さん達の妊娠・子育ての安心につなげることができるはず」と期待を寄せる。 (理)

「エコチル調査」北見地区… – 経済の伝書鳩
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