Home
Facebook
世界最古のメソポタミア文明展（カナダ・トロントで）

世界最古のメソポタミア文明展（カナダ・トロントで）

2013年06月29日(土) 8:21
カテゴリ: Facebook, Twitter, e-nikka, お知らせ, カナダ, スポーツ, トロント, 北海道人, 北米, 国際, 地震, 日本, 津波, 観光, 音楽
この記事へのコメントはまだありません。

ロイヤル・オンタリオ博物館（または王立オンタリオ博物館、英：Royal Ontario Museum、愛称：ROM）はカナダのトロントにある世界的に知られた博物館。北米では5番目に大きな博物館になる。

トロント（カナダ）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2013年（平成25年）6月27日（木曜日）号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。

今週のe-nikkaから
2013年（平成25年）6月27日号

日加タイムス e-nikka
編集長・色本信夫

トロントを訪問の奥田紀宏カナダ大使はオンタリオ州のキャサリン・ウィン首相と会見した（６月26日、州議会議事堂内の州首相執務室にて）

北米地域との青少年交流「KAKEHASHI Project」で訪日したアルバータ州ジョージマクドゥーガル高校の生徒が千葉県木更津市で体験した地引き網漁（Photo by Mike Reece）【「今週のトピックス・日加の懸け橋」をご覧ください】

日本政府春の叙勲で在外邦人として「旭日単光章」を受章したトロントの新企会会長、松本ジェームズ真一郎氏の受章祝賀会にて（左から）山本栄二トロント総領事、松本氏、妻瀬戸山久子さん、山本良子総領事夫人（６月20日、総領事公邸）【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

トロントのROM（ロイヤルオンタリオ博物館）で６月22日開幕した「メソポタミア展」に展示されている女王のゴールド製飲み物カップ（紀元前2500年ごろ）【「今週のトピックス・世界最古の文明」をご覧ください】

新井辰夫モントリオール総領事（左）からアニメーション作家、フレデリック・バック氏（右）に在外公館長表彰状が贈られた（６月21日、モントリオール市立植物園「モザイカルチャー世界博」オープニングセレモニー会場にて）【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

東日本大震災の被災孤児を今夏カナダに招待する「Support Our Kids（ひとりじゃないよ）」プロジェクトの基金集めガーデンパーティーが新企会主催で開かれ、およそ200人が参加、盛況であった（６月23日、スカーボロの松本ジェームズ真一郎新企会会長宅にて）【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

【視点】
ムネリンこと川崎宗則選手をマイナーリーグに戻さないで！
われらがトロント・ブルージェイズに新星日本人選手出現！　川崎宗則（かわさき・むねのり）遊撃手（ショート）のことである。ファンからは「ムネリン」の愛称で親しまれ、大奮闘している好青年だ。
大リーグのアメリカンリーグ東部地区で、このところ、ずっと最下位に甘んじていたブルージェイズが元気を取り戻しつつある。その原動力として貢献しているのが川崎選手と言っても過言ではない。
今年４月の半ば、ブルージェイズの遊撃手ホセ・レイエス（Jose Reyes）選手が足首を負傷してレギュラーからはずされた。彼はオールスター戦にも出場経験のある有力プレイヤーで、シーズン開幕直後のけがというハプニングにチームはあせった。そこで、抜てきされたのが、当時マイナーリーグにいた川崎選手だった。
川崎選手は、鹿児島県姶良（あいら）市出身、32歳。小学生から高校生まで野球少年で、一貫して守備は遊撃手だった。鹿児島県立鹿児島工業高校は全国的には無名で、甲子園経験はない。1999年、福岡ダイエーホークスに入団。ダイエーホークス、のちにソフトバンクスホークスで活躍。2006年と2009年にはワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表選手の一人として出場している。
昨年（2012年）シアトル・マリナーズとマイナー契約を結ぶ。イチロー選手とバッティング練習をしたこともあったという。シアトル時代、メジャーの試合に出場した経験もある。今年３月、ブルージェイズのマイナーリーグと契約、そこに籍を置いていた。それがメジャーのレイエス選手の負傷で、大抜てきと相成ったしだい。本人にとっては、思いがけない幸運が舞い込んできたことになろう。
そのブルージェイズは、開幕以来、アメリカンリーグ東部で最下位を低迷していたのが、６月11日のシカゴ・ホワイトソックス戦で延長10回のすえ７対５で勝ったのを皮切りに、13日からのテキサス・レンジャース戦に４連勝、17日からのコロラド・ロッキーズ戦に３連勝、そして、21日からのボルチモア・オリオールズ戦に３連勝と、なんと11試合続けて負けなしでやり遂げたのだ。
その間に、川崎選手は打撃、守備ともに目覚ましい活躍ぶりを披露。きわめ付けは、６月21日（金）の対オリオールズ戦だった。６−４でオリオールズにリードされていた６回裏、なんと川崎選手が２ランホームランを放ち、同点に持ち込んだ（大リーグでのホームラン第１号）。そして９回裏、ブルージェイズは１点を追加して６−７で勝った。この時はロジャースセンター球場が「カワサキ」コールで沸いた。自宅でテレビ観戦していて思わず飛び上がった人もいたようだ。高校球児のごとく張り切って試合に集中している彼の姿は、さわやかな気分にさせてくれる。
だが、スポーツの世界は厳しい。治療中だったレイエス選手がいつでも復帰できる状況となったそうで、そうなると、川崎選手は元のマイナーリーグに戻らなくてはならない。新聞は、「チームメートや監督はカワサキを気に入って、居てほしいという気持ちだ」と伝えている。
今や日本人のみならずカナダ人の間でも人気が急上昇、「カワサキ・フィーバー」を巻き起こしている。こんなときにムネリン、引っ込んでもらいたくない。

【編集部より】
この記事を書き終えた後、ホセ・レイエス選手がブルージェイズ一軍に復帰し、川崎宗則選手はマイナーリーグに戻ることが決まったと発表がありました。

それでは、今週も「e-nikka」をご愛読ください。

＜今週のトピックス＞

【展覧会】
世界最古の文明「メソポタミア展」ROMで開催中

【東日本大震災】
硯（すずり）で知られる石巻市雄勝町
仮設一部屋工場で再び製作に励む母娘

【日加の懸け橋】
KAKEHASHI Project – The Bridge for Tomorrow -
「北米地域との青少年交流」帰国報告会、カルガリー

【食べある記・トロント郊外編】
地元出身オーナーシェフのレストラン
知る人ぞ知る、バーリントン「Black Tree」

【今週のおすすめ本】
日本人だけが知っている　神様にほめられる生き方
岡本彰夫／著

＜読者ひろば＞

「北九州市自分史文学賞」
作品を募集します

昨年、自転車でカナダ大陸を横断した
「桜ライン」の中内善和さん、トロント再訪

ジャパニーズ・ソーシャル・サービス（JSS）
JSS子育て支援プログラム
「３歳児グループひよっこ」からお知らせ

美膳カフェ第2弾・夏編「中医薬膳講座」7月5日～6日
～夏バテ・夏冷え・胃腸を整えてさわやか夏美人～

＜コミュニティー・ニュース＞

商業写真家・杉野信也さんが事業拡大
ロボットカメラ付きの巨大スタジオ開設

ジェトロ、対日投資セミナーを開催
カナダ連邦政府在日カナダ大使館と共催で

被災地の生徒にカナダ体験を・・・基金集め
「SUPPORT OUR KIDS」ガーデンパーティー

松本ジェームズ新企会会長
春の叙勲を祝う会、公邸で開催

アニメーション作家、フレデリック・バック氏
新井モントリオール総領事から在外公館長表彰

国際交流基金フィルム・ライブラリー
日本の人気アニメ特集上映します！

＜カナダニュースダイジェスト＞

カルガリーとアルバータ南部、豪雨で大きな洪水被害

＜おでかけガイド＞

通常より低価格で食事が楽しめる！
トロントのレストラン196軒、７月５日－21日

「カリビアン・カーニバル」
７月９日～８月４日、トロント市内

ビーチジャズ・フェスティバル
７月19日－28日

ホンダ・インディ・トロント
７月12日－14日エキシビションプレース

「CATS」トロント公演
パナソニック・シアターで上演中

ハワイ中野雄一郎牧師伝道集会・７月17日～19日
めい子夫人のフラダンス教室も

「今週のe-nikkaから」バックナンバーはこちらから