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和僑ニュース – アルジェリア人質拘束事件について

和僑ニュース – アルジェリア人質拘束事件について

2013年01月25日(金) 11:33
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, アジア, アフリカ, アメリカ, アルジェリア, インドネシア, オルドスの風, カンボジア, シンガポール, タイ王国, フィリピン, ブラジル, ブルネイ, ベトナム, マレーシア, ミャンマー, ラオス, 中国, 北海道, 北海道人, 南米, 台湾, 和僑会, 国際, 日本, 東アジア, 東ティモール, 東南アジア, 欧州, 観光, 韓国, 音楽, 香港
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和僑会（Wakyo kai）
和僑会（わきょうかい）は、香港・中国本土を拠点に世界で活躍する日本人企業家（和僑）組織で、香港・深セン・上海・北京・北海道・東北・東京・名古屋・関西・京浜多摩・岡山・九州・沖縄・タイ王国・シンガポール・インドネシア・広州・東莞・台湾に設立。「和僑」とは海外進出し現地籍を持つ起業家を指す呼称であるとしている。世界17地域で行われている各和僑会の活動は、和僑会ラウンドテーブルで確認ができる。（Wikipedia）

和僑会からのメールマガジン
海外で働く日本人（和僑）を応援する「和僑ニュース」（第214号）が送られてきました。日本及び世界各地の和僑人の皆様へお知らせいたします。

海外で働く日本人（和僑）を応援する
『和僑ニュース』
http://search.mag2.com/MagSearch.do?keyword=%E5%92%8C%E5%83%91
第214号 (2013/1/24)

加藤雅夫様
いつも和僑ニュースをご覧頂き誠にありがとうございます。
メルマガに関する内容のお問合せはお気軽に頂ければ幸いです。
info＠tyo-wakyo.com
それでは今週の『和僑ニュース』をご覧ください。

連載コラム
北海道和僑会 2/4回
～『和僑会で海外進出の糸口をつかむ』～
（北海道和僑会会員/楠本幸貴）

和僑会の皆さま、こんにちは。2012年7月に北海道和僑会に入会させていただきましたアルナチュリア株式会社代表取締役の楠本幸貴と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。私はまだ若干31歳。経営者歴も2年とまだまだこれからの身です。この度、このようなコラムに登場させていただくことになり、誠に恐縮でございますが、昨年より和僑会さんにお世話になり思いがけず海外進出の糸口をつかむことが出来ましたので、その経緯について書かせていただき、会員の皆様のご参考になればと存じます。

当社ご紹介
私の祖父が約55年前に創業した株式会社楠本（くすもとフーズ）(http://www.ksfoods.jp/)は、北海道胆振地域を中心に総合業務用食品卸として、地域のホテルや病院・学校給食やレストランなど飲食業者様向けに様々な食材を販売しております。その中で、北海道産の小麦粉に特化し販売先を全国とした部門をアルナチュリア株式会社(http://www.alnaturia.com/)として別会社化し、現在私が代表を務めております。

北海道内で調達して外で売る。
私たちの掲げる長期ビジョンの中に「北海道から全国へ・世界へ」という項目があります。北海道の事業者にとって、北海道から一歩外に出るところに一つの大きな壁があります。この部分については当社はインターネットを活用することにより乗り越えることが出来ました。しかし、日本から世界への壁はさらに大きくインターネットだけでは乗り越えることが出来ないでおりました。

ご縁があって
昨年より、和僑会会員のアクシエイズム小林社長とご縁をいただき、右も左もよく分からないまま和僑会に参加させていただきました。その2か月後には北海道和僑会主催の香港視察ツアーに参加。その際に現地の香港和僑会さんに日系パン屋さんをご紹介いただきました。北海道産小麦粉をご提案させていただくと非常に関心を持っていただき、10月に再度香港へ、その後もスムーズに話が進み11月の採用に結びつくこととなります。先方のパン屋さんは日本人経営者で、日本から原料供給のコンテナ定期便を持っておられ、当社は東京の港へ荷物を付け、代金の回収は日本円決済という非常にお取引のしやすいお客様だったことも幸いしました。香港においてパン屋さんで北海道産小麦粉が使用された事はおそらく初めてとなり、「北海道産」という言葉が非常に強いブランドをもつ香港において、2013年は北海道産小麦のパンブームを起こしたいと考えているところです。

肌で感じた事
さて、最初の香港視察ツアーに参加した際に一番感じた事は、「あなたはまた香港に来ますか？」でした。つまり本気で香港で事業していく気がありますか？ということでした。現地の和僑会の方が仰るには、多くの方が視察に来るが2回目来る方は少ない。話はもう一度香港来てからという雰囲気でした。私がラッキーだったのは、翌月にパン屋さんとの打ち合わせのため香港を訪れ、その際に香港和僑会例会にオブザーブ参加したこと。そこで、多くの香港の会社さんと知り合うことが出来ました。以来、香港への出張は香港和僑会例会に合わせて調整しています。何度も参加しているうちに、次第に知り合いも増え北海道産食材についてご興味を持たれる方や、ご紹介もいただくようになっています。香港でのパートナーも見つかり今後は小麦粉を中心に、様々な北海道産食材の輸出事業へと成長させていくことを目標にしています。北海道産の良い食材をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。

ＬＣＣを活用
資金の乏しい当社において、毎回の海外出張が可能になるのは2012年就航したLCC peachのおかげです。千歳⇔関空⇔香港の往復がわずか4万円代ということで、1年前の東京出張並みの価格で香港へ行けるようになっています。座席間隔は狭いですが、非常口座席（約+1200円）であれば十分に足を延ばせます。

以上、皆さまのお役に立てたか不安ではございますが、このようにして当社のケースでは海外への第一歩を踏み出すことが出来ました。初めての海外販売。不安だらけですが、とても励まされた言葉があります。北海道和僑会事務局の高本さんに教えていただいた言葉です。

何もしなければ何も起きない。
行かなければそれはやってこない。
飛び出さなければ世界は変わらない。
すべてのひとの心に翼はある。
使うか、使わないか。
世界は待っている。
飛ぶか、飛ばないか。
海をこえよう。
言葉をこえよう。
昨日をこえよう。
空を飛ぼう。
http://www.ana.co.jp/ana-info/tsubasa/

この言葉を胸に頑張ります！
最後にご紹介いただいた小林社長、引率していただいた事務局の高本さん、香港和僑会事務局の高橋さんを初め、多くの方のご援助をいただきました。改めて感謝申し上げます。当社まだまだこれからですので、今後ともご指導よろしくお願いいたします。

2013年1月度イベント・お知らせ

各和僑会の皆様へ
掲載希望の行事、案内等がございましたら、下端の和僑会ラウンドテーブル( http://wa-kyo.net/ ）に書き込んで頂くか、info＠tyo-wakyo.com までメールにて内容を連絡お願い申し上げます。(max400文字以内)

北京和僑会
「日中未来ラボ」シンポジウム
2013年 1月 29日 (火曜日) 15時00分～
この度北京和僑会では新たな分科会として「日中未来ラボ」を発足させる事とし、1月は定例会に代わり「日中未来ラボ」発足記念としてシンポジウムを開催する運びとなりました。
日時: 2013年1月29日（火）14時半　開場
場所: 国際交流基金　多目的ホール
朝陽区建国門外大街甲6号　SK大厦3階301
参加申込
E-mail： info＠bjwakyo.cn

深セン和僑会
１月度定期イベント「新年会」
2013年 1月 26日 (土曜日) 18時30分～
今月の定例会は　新たな試みとしまして R35の会　と合同で１月26日土曜日、新年会を企画させて頂きました。
参加される場合の申込み方法：「申し込みはこちらのサイトからのみ受け付けております」 http://kokucheese.com/event/index/70206/

香港和僑会
九州人会（九州・沖縄合同県人会）
2013年 1月 25日 (金曜日) 20時00分～
第五回　九州人会のお知らせ
九州各県人会会員の皆様方におかれましては、時下益々ご清栄のことと存じます。さて、これまで毎年１回開催させて頂きました九州人会につきまして、今年度は日本からフォークシンガーをお招きし、第５回目となる九州人会を開催する運びとなりました。当日は九州各地の民謡や名曲を故郷の皆様と唄いながら新年の抱負を語り合い、喜びを分かち合えたらと思っております。皆様お誘いあわせの上、奮ってご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。
日時：２０１３年１月２５日（金）開場18:00から
会場：香港日本人倶楽部（電話：２５７７－３６６９）
会費：男性ＨＫ＄４５０・女性ＨＫ＄３５０こども（小学生以下）ＨＫ＄１５０、幼児フリー（当日集金させていただきます。）

関西和僑会
「華人経済・経営研究会」
2013年 1月 30日 (水曜日) 6時30分～
「２０１２年香港フォーラム・TopMarques上海奢侈品展報告」ノーブルトレーダース辻代表による現地報告。

東京和僑会
第4回会員交流会
2013年 1月 29日 (火曜日) 19時00分～
会場：都内会場　※開催が近くなりましたら決定後お知らせいたします。
参加申込みは → http://ws.formzu.net/fgen/S4004290/
お問合せは → info＠tyo-wakyo.com
過去開催の（9/4第1回新入会員交流会）の様子 http://ameblo.jp/tyo-wakyo/entry-11351493180.html

編集後記
アルジェリア人質事件について
1月16日、アルジェリアで日本人を含む現地作業員の人質事件が発生しました。この事件では、日本人を含む多くの外国人に多数の死者が出る惨事となりました。
日揮はサウジアラビア、カタール、アルゼンチン、アンゴラにて同様に天然ガス関連プラントの建設しています。
今回事件が起こったイナメナスには17名程の日本人が駐在していました。
宿泊棟からプラントまで移動中のバスが、武装集団に襲撃され、命からがら宿泊棟まで逃げ帰った方や、武装グループと施設から移動した際にアルジェリア軍からのヘリコプターによる激しい銃撃を受けたとのことで、事件当時の生々しい状況が伝えられました。
情勢が不安定の地域への渡航は、不測の事態が多く想定されるなか危険地帯に駐在し天然ガスを採掘し、アルジェリアの発展に貢献してきた日本人の多くが犠牲になり無念でなりません。
日揮の社員や、犠牲となった多くの方のご冥福をお祈り致します。
今回の事件について、日本人ネットワークであります私たち和僑会も決して“対岸の火事”ではなく、和僑一人一人にとって、海外で働くことの意味と、各地和僑会で連携し合うことの重要性を感じ、困難な時こそ結束し、立ち向かっていくことの大切さを再認識致しました。

メールマガジン：『和僑ニュース』

和僑会の使命
和僑会は世界で起業する人、起業家を目指す人、企業のリーダーを目指す人、総ての『和僑』の人達の育成と支援に尽くす。また、世界の様々な中小企業との交流により和僑メンバーの事業発展に貢献するものである。

和僑会の理念
1．和をもって貴しとなす。思いやりを持って人に接する。
2．共存共栄、相互扶助。
3．地域社会への貢献。

発行
和僑総会
ホームページ http://wa-kyo.net/ （和僑会ラウンドテーブル）
E-mail info＠tyo-wakyo.com
当メールマガジンは「海外で働く日本人（和僑）を応援する」をテーマに毎週1回配信しております。よろしければ、お知り合いの方々にも是非おすすめ下さい。