日本音楽療法情報(MT伊賀メールマガジン10月号)
- 2011年10月11日(火) 7:08
- カテゴリ: Twitter, お知らせ, ギター, 健康・福祉, 国際, 地震, 日本, 防災・防犯, 韓国, 音楽, 音楽療法
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三重県伊賀市にある伊賀音楽療法研究会(伊賀市社会福祉協議会内)からメールマガジン「日本音楽療法情報」10月号が送られてきました。
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伊賀音楽療法研究会メールマガジン10月号(No.123)
[日本音楽療法情報]
あおぞら音楽社
●書名『開放弦でできる実践ギター・セラピー ~かんたんギター奏で始めよう』
●B5判・並製・132ページ
●定価…本体 1,700円+税
●著者…吉田 豊 (ギター・セラピスト、日本音楽療法学会認定音楽療法士)
●読者対象
音楽療法士、さまざまな音楽活動のリーダー(リハビリ現場、高齢者デイサービス、精神科デイケア、特別支援学校) ピアノは弾けるけれど、ギターは不慣れという人もOK。ギター経験のない人を念頭において書かれています。
●内容紹介
むずかしい、指が届かない、挫折した… とっくにあきらめたはずなのに、今まさかギターが弾けるとは! 1度と5度の調弦法をもとに創始した「かんたんギター奏」 おおらかな開放弦の響きと、無理のない指づかいでラクラク弾き語り 開放弦を生かす調弦法とかんたんギター奏。これを見つけてくれたのは彼ら! ギターを弾いて全身で歓ぶ子どもからお年寄り… 「ギター・セラピー」はここから始まった ギターを弾けて初めて実感できる歓びと自信が、周囲を変えていく
●特徴
帯にもうたっている通り、この「ギター・セラピー」とは、まさかギターが弾けるなど考えもしなかった子どもやお年寄りや障がいのある人などが、この「かんたんギター奏」でギターを弾けるようになり、自分が変わり、周囲の人も変えていく、そのプロセスを指すものです。著者が創始した「かんたんギター奏」の「色コード奏」「かんたんソロ奏」「オープン奏」などにより、すべての人がギターを弾く歓びを味わうことができます。音楽療法士がこの本で「かんたんギター奏」のやり方を学び、対象者の方々にギターを弾いてもらう。そのための実践書です。「色コード奏」用にフレットボードに貼る「8色シール」が付録として本の中に綴じ込まれています。
●著者:吉田豊氏からのコメント
かんたんギター奏は、僕のアイディに始まり、周辺の仲間やオアイテの皆さんに使われることによって工夫が重ねられ、一つの形になってきました。今回一冊の本にまとまったのは、その集大成とも言えます。そしてこの本によって、新しい出会いが始まり、直接僕の知らない人がかんたんギターを始めてくれるのかと思うと、胸が躍ります。かんたんギター奏によって、それまでギターを弾くことなど思いもよらなかった人がギターを抱えるようになります。ギター・セラピーの始まりです。あなたもギターの伝道師であるギター・セラピストとなって、あちらこちらにギターを弾く歓びを届けていただきたいと願うばかりです。本書をガイドとしていただければ、ギターがじょうずに弾けなくてもギター・セラピーが始められる、というのも嘘のような本当の話です。どうぞご一緒ください。
●発行人:北島京子氏(あおぞら音楽社)からのコメント
かねてよりアメリカやヨーローッパにおいて、「ギター」は音楽療法士の必修楽器ではありましたが、それは、セラピーを実施する側のことであって、対象者である子どもや高齢者、障がいのある人たち自身がギターを弾くという発想はありませんでした。対象者にとって、ギターはあまりにも難しすぎる。だから、対象者は、歌か、パーカッション系の楽器か、ごくかんたんな楽器を扱うケースがほとんどでした。そこを著者の吉田先生は、「対象者みずからがギターで弾き語りする」ことを実現させました。ここが何より画期的だったと思います。これによって、欧米の音楽療法よりも一歩抜きん出ることができました。今後ステージで、対象者の方々が全身で歓びながらギターを奏でる姿がますます増えることでしょう。それを可能にしたのが、1度と5度からなる「GD調弦」法です。開放弦を弾くだけでも、かなりのセッションが可能になるやり方が、実際の曲とともに紹介されています。本書をご活用いただくことで、音楽療法の新たな突破口が開けるものと確信しております。著者のホームページ http://mf-mandoro.net/奈良市音楽療法推進室(奈良市社会福祉協議会)
歌集「あなたと歌いたい なつかしのあのうた このうた」発行のご案内本協議会では、これまで奈良市内を中心とした様々な現場において、音楽のもつ幅広い特性を活かした音楽療法の実践や、音楽を活用した地域交流活動などの取組みを展開してまいりました。その中で福祉施設や各種団体、音楽療法に携わる方々や市民の皆様から、「病院や施設での音楽プログラムや、地域のサロン活動、仲間と集う様々な場面で活用できる、懐かしい曲が幅広くのっている“歌集”が欲しい!!」など多くのお声をいただき、本協議会による歌集発行への期待も多く寄せられてきました。そこで、このたび本協議会では、「あなたと歌いたい なつかしのあのうた このうた」の歌集を発行いたしました。この歌集には、これまで皆様から寄せられた様々なご要望にお応えできる工夫がいっぱいです。音楽の輪がもっともっと広がりますように!との想いをこめ、皆様に自信をもってご案内できる“奈良発”の1冊です。購入をご希望の際は直接お問い合わせください。
【問い合わせ先】
奈良市社会福祉協議会 総務課 音楽療法室
TEL:0742-27-0101/FAX:0742-20-8025[編集後記]
今年の学術大会も無事終了し、日野原先生も百歳の誕生日を迎えられたご様子。今回の、JMTSPアメリカ音楽療法だよりでは、7月にソウルで開催された第13回世界音楽療法大会の報告がありましたが、日本音楽療法学会のホームページに、ソウル大会での日本に向けてのメッセージが掲載されています。http://www.jmta.jp/news/2011/110831.html 今こそ日本の音楽療法士が立ち上がらなければいけないときがきたのではないでしょうか?[伊賀音楽療法研究会メールマガジン]
このメルマガは、毎月1回以上発行する予定です。ご意見ご感想、セミナー・講習会情報など、音楽療法に関する情報をお寄せください。伊賀音楽療法研究会メールマガジン編集室
〒518-0869
三重県伊賀市上野中町2976-1上野ふれあいプラザ3階
伊賀市社会福祉協議会
電話番号 0595-21-5866 FAX番号 0595-26-0002
伊賀音楽療法研究会 http://www.hanzou.or.jp/music/top-page.htm
関連サイト:
おんがくファーム まんどろ(音楽療法士 吉田豊のホームページ) http://mf-mandoro.net
あおぞら音楽社HP http://www.aoisora.jp
音楽療法(奈良市社会福祉協議会) http://www.narashi-shakyo.com/html/ongaku01.htm
日本音楽療法学会:公式サイト http://www.jmta.jp
関連エントリー:
ギター カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/music/guitar
音楽療法 カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/music/music-therapy
ツイッター:
加藤 雅夫@bihorokato 北海道美幌町: みなさま、イランカラプテ!日本と世界の人々と共に“平和心”を大切に育てる事が私の願いです。Guitar Mandolin Music 美幌の音楽人 http://masaokato.jp
加藤 雅夫(bihorokato) on Twitter http://twitter.com/bihorokato
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今日(10月11日)は、「リンゴの唄」の日。
「リンゴの唄」は、昭和20年(1945年)の日本映画「そよかぜ」の挿入歌。戦後復興を象徴する歌となった。(詞:サトウハチロー、曲:万城目正、歌:並木路子、霧島昇)
今年10月4日に100歳の誕生日を迎えられた日野原重明(日本音楽療法学会理事長)は当時34歳でした。
美幌の音楽人 加藤雅夫 より 2011 年 10 月 11 日 14:16
「りんごの歌」・・まだ生まれてなかったですが、味のあるいい曲ですね。女性も清楚な感じで、貧しくてもいい時代だったかも。
音楽療法、常にクラシックを聞きながらリラックスを心がけてはいるのですが、「視床痛」にはなかなか効果が出ません。
なりひら より 2011 年 10 月 11 日 22:54
ひとつや二つ、人生の苦痛があってもいいじゃないか。
ひとつや二つ、後遺症の苦痛があってもいいじゃないか。
なりひら人生は、三歩進んで二歩さがる。
泣いてダメなら、笑ってごらん。
美しく生きましょう。
美幌の残疾人 加藤雅夫 より 2011 年 10 月 12 日 08:05