Is He Turning Japanese? (e-nikka)

20110526152919.jpg

トロント(カナダ)の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信2011年(平成23年)5月26日(木曜日)号が送られてきました。日本の皆様へご案内いたします。

映画: JCCC映画鑑賞会「ダーリンは外国人
動画: トロント・ハイパーク「桜の花見

e-nikka_newlogo.gif

今週のe-nikkaから 2011年(平成23年)5月26日号

 「茶運び人形」の実演をするからくり人形師・九代目玉屋庄兵衛氏(5月24日、国際交流基金トロント日本文化センター)
 ハーモニーが素晴らしい日本の「黎明(しののめ)コーラス」の合唱(5月24日、トロント市 Holy Blossom Temple )
 東日本大震災被災者救援チャリティーイベント
 
ハーグ条約、日本が閣議了解し加盟へ
 国際結婚した夫婦が破局した際、一方が子どもを連れて無断で帰国するケースが増えているという。欧米各国は子どもを元の居住国に戻すことを定めた「ハーグ条約」に加盟しているが、日本はこの条約を批准していない。
 トロントのジャパニーズ・ソーシャル・サービス(JSS)でマリッジカウンセリングを提供しているカウンセラー、公家孝則(くげ・たかのり)さんによると、カナダでも「国際離婚」状態の夫婦で子どもの処遇をめぐり問題となっている例がある。たとえば、日本人の妻が夫に無断でわが子を日本に連れ帰るといったケースだ(「e-nikka」2010年8月5日号にインタビュー記事)。
 こうした問題に対処するため日本は「ハーグ条約に加盟すべきだ」と欧米諸国から再三要求されている。日本政府は検討を重ねてきたが、菅内閣は5月20日、ついに加盟することを閣議で了解した。しかし、このニュースを喜ぶ人がいる一方で、子どもを返した場合、片方の親からDV(家庭内暴力)を受ける恐れがあると訴えるケースもあり、条約加盟がみんなをハッピーにするとは一概に言えない事情もあるようだ。今後の動きを注目していきたい。

旅行保険の記事の反響
 先週号「今週のトピックス」欄に読者からの体験記「旅行保険のすすめ」を掲載したところ、何人かの読者から編集部にお便りが届きました。
 「コスタリカで病気になられた方の記事を読んで、これからは保険を買わなくてはいけないかな、とちょっと心配になりました。とても参考になりました」
 「よその国で急に倒れ、あれだけ精密な治療を受けたのだから、相当の費用がかかったにちがいない。保険を掛けておいたおかげで、ご本人の出費はほとんどなかったそうで、旅行保険はやはり必要なのだなと強く感じた」
 「旅行保険の掛け金を払って出発しても、帰ってくるまで何事も起きたことがありません。まあ、安心料みたいなもんですね」
「私は外国旅行中にけがをしたとき、クレジットカードの保険を利用したことがあります」
 海外旅行保険、生命保険、クレジットカードの保険などは、旅行中に死亡した場合の保険、疾病・傷害保険、入院・治療費用の立て替えなど、加入の仕方によって、さまざまな適用条件があるそうです。年齢や旅行の期間によっても条件や掛け金が違ってきます。
 これから旅行をする方、調べてみてはいかがでしょうか。
【編集部より】旅行保険に関する体験談を編集部までお寄せください。

からくり人形の動きが見られます!
 「今週のトピックス」に掲載の「からくり人形」の記事に、九代目玉屋庄兵衛氏がトロントで実演した「弓曳童子(ゆみひきどうじ)」「茶運び人形」のムービーがあります。ぜひクリックしてご覧ください。

それでは、今週も「e-nikka」をお楽しみください。(編集長 色本信夫)

e-nikka今週号 www.e-nikka.ca

カナダ カテゴリのアーカイブ – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/blog/international/canada
 

bihorokato_icon4.jpg

加藤 雅夫
@bihorokato 北海道美幌町
みなさま、イランカラプテ!日本と世界の人々と共に“平和心”を大切に育てる事が私の願いです。Guitar Mandolin Music 美幌音楽人
http://masaokato.jp/

加藤 雅夫(bihorokato) on Twitter
http://twitter.com/bihorokato

このページの先頭へ戻る

コメント

コメントはまだありません。

コメントをどうぞ

  • お名前とメールアドレスは必ず入力してください。
    (メールアドレスは管理者にのみ通知され、コメント一覧には表示されません)
  • いただいたコメントは管理者の承認が必要となる場合がありますのでご了承ください。

このページの先頭へ戻る