「がんばれ日本!」の声、カナダからも・・・

今週のe-nikka 編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信2011年(平成23年)3月31日(木曜日)号が送られてきました: 東日本大震災および福島原発事故の被災者被災地にお届けいたします。


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2011年3月26日 トロント大学ハートハウス「大震災被災者救援コンサート」(enikka1video

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今週のe-nikkaから 2011年(平成23年)3月31日号

▲大震災お見舞いにオタワの日本大使館を訪れ記帳するスティーブン・ハーパー・カナダ首相。左は石川薫大使(3月23日)Photo:Deb Ransome 【「コミュニティーニュース」をご覧ください

▲バイオリンの音楽に合わせ大きなキャンバスに日本の風景を描き、終わってから絵を切り裂きいて大震災のすごさ、悲しみを表現するアーティスト、武谷大介さん(3月26日トロント大学ハートハウスで開かれたチャリティーコンサートにて) 【「今週のトピックス」「e-nikkaムービー」をご覧ください】

▲トロント大学で行われた女性たちの大震災チャリティーイベント「連帯おにぎり」で、おにぎり坊やも販売促進に一役買って出た(3月30日) 【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

▲トロントの若いアーティストたちの大震災支援イベント「明日」。会場には入りきれないほど大勢の人が集まった(3月29日、市内グレートホールにて) 【「今週のトピックス」をご覧ください】

▲新企会特別セミナーで福島原発事故について講演する原子力発電所の専門家、ケリー・モガール氏(3月26日トロント日系文化会館ヒロコ・バラルルームにて) 【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

■有意義だった原発セミナー
ニュースを見ていると、「ベクレル」とか「シーベルト」、「セシウム」「ヨウ素」「トレンチ」など、なじみのない言葉がやたらと出てくる。今まで原子力発電所に関して不勉強だったが、日本の騒ぎを毎日見ていて、多少なりとも知識を得たいと思っていた。
このような折、トロントの新企会が「福島原発事故の問題点」と題する特別セミナーを開いた。講師は原子力エネルギー専門家のケリー・モガール氏。新企会会員だけでなく一般の人も出席して熱心に耳を傾け、たくさんの質問を浴びせた。筆者にはよく分からないことが多かったが、少なくとも、福島の原発の今、置かれた状況がどのようなものであるのか、理解する糸口にはなったようだ。その意味で有意義なセミナーであったと思う。【「コミュニティーニュース」参照】
原発事故といえば、放射能漏れが問題となる。すでに福島第一原発から半径30キロ以内の地域の住民に避難指示が出た。地震と津波に痛めつけられた住民が、こんどは放射性物質汚染の恐れがあるからとよその土地に集団移動させられている。あまりにも過酷ではないか。

■「がんばれ日本!」の声、カナダからも・・・
「日本の窮状を救おう! がんばれ日本」。こんな掛け声が世界中で叫ばれている。カナダでも各地で大勢の人が救援活動で動き始めた。被災者支援のイベントの情報が編集部にも連日のように入ってくる。わが編集部からもいくつかのトロントのチャリティーイベントに取材を兼ねて参加したが、コンサート、アート展、教会祈とう会、募金ディナー、おにぎり販売、街頭アピールと、どの会場も、日本の困っている人、苦しんでいる人に支援の手をという熱気にあふれていた。こうした一人ひとりの気持ちが被災地の皆さんに届いて、希望を持って復興に向かう元気の糧(かて)になってほしい。
【編集部より】被災者救援に関する活動については、e-nikkaが取材した記事、読者から寄せられたリポートなど毎週掲載しています。あなたの地方の救援活動の様子を写真を添えて編集部までお寄せください。

■避難所の「探し人」、サイトで出来ます
日本の読者、相馬健夫さんから大震災で安否不明の人を探す方法として、Google の「人を探している」ページを利用するとよいというお便りが編集部に届きました。知らなかったという方は、ぜひトライしてみてはいかがですか。
http://www.google.com/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

【「NHK震災避難所の人探し」でも情報を提供しています】

また、オンタリオ州ロンドン市にお住まいのウィルソン夏子さんから、東北で一時消息不明となったお友達を Google の「人を探している」欄でさがした体験記を寄せてくださいました。皆さん、インターネットを駆使して情報獲得に躍起になっている様子がうかがえます。【「今週のトピックス・大震災余話」をご覧ください】

それでは、今週も「e-nikka」をご覧ください。 (編集長 色本信夫)
■これまでの「今週のe-nikkaから」 バックナンバー
http://www.e-nikka.ca/Contents/thisweekBK.php

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カナダ・バンクーバー カテゴリのアーカイブ
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加藤 雅夫
@bihorokato 北海道美幌町
みなさま、イランカラプテ!日本と世界の人々と共に“平和心”を大切に育てる事が私の願いです。Guitar Mandolin Music 美幌音楽人
http://masaokato.jp/

ありがとうカナダ! がんばれ在カナダの日本人!
加藤 雅夫(bihorokato) on Twitter
http://twitter.com/bihorokato

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2 件のコメント

  1. ありがとう @TKSS_1st さん!

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    Takaki Kobayashi
    @TKSS_1st 北海道札幌市
    Freelance Sports Photographer フリーランススポーツフォトグラファー(カメラマン) ■バイアスロン、トライアスロン、アイスホッケー、ノルディックスキー、リュージュ、スケルトン、ボブスレー、自転車レース、ラクロス、セパタクロー、アイススレッジホッケー、ウィンタースポーツ全般,その他,登山
    http://tkss.jp/pjn/

    TKSS_1st Takaki Kobayashi
    デイリー TK is out! http://bit.ly/hW0rd2 ▸ Top stories today via @bihorokato

    Takaki Kobayashi (TKSS_1st) on Twitter
    http://twitter.com/tkss_1st

    @bihorokato より 2011 年 4 月 6 日 15:51

  2. 支援イベントでカナダからエール

    ポートアルバーニ 市民500人参加
     東日本大震災の被災地を支援するため、網走市の姉妹都市カナダ・ポートアルバーニ市で特別イベントが開かれ、寄付やオークションなどを通じて約100万円の義援金が集まった。イベントには500人ほどのポ市民が参加し、被災地の復興を祈ったという。

    東日本大震災 がんばれ被災地
     イベントの発案者は、ポートアルバーニ国際姉妹都市交流協会長のシェリー・マッキネンさん。シェリーさんは以前、市民留学生などとして網走で生活した経験がある。

     シェリーさんの呼びかけに賛同した、網走を訪問したことのあるポ市民が中心となって企画。「網走のある日本のために何かをしたい。役に立ちたい」と、イベント準備を進めてきた。

     「がんばれニッポン!」と銘打った支援イベントは、4月2日にポ市のエコーセンターで開催。同協会をはじめ地元消防署、企業、教会、市民サークルなども協力し、会場では義援金を受け付けたほか、新品の自転車などが提供されたオークションやバザーなどを通じて義援金を募った。

     会場には、東日本大震災に関する新聞記事の特集掲示板も登場。日本国旗も随所に掲げられ、バザーなどの担当者は法被を身にまとうなどして被災地へ寄せる想いを表現した。

     オリジナルTシャツも作製。「SUPPORT JAPAN がんばれ!ニッポン」との文字が書かれ、会場ではTシャツへの応援メッセージも受け付けた。

     集まった義援金は4月下旬にも、網走・ポートアルバーニ姉妹都市交流協会に届けられる。 (大)

     
    北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
    2011/04/13掲載(網走市/社会)
    http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=51622

    加藤 雅夫 より 2011 年 4 月 13 日 16:42

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