がんばれ社長と和僑塾

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和僑会(香港)からメールマガジン「和僑ニュース」が送られてきました。和僑会のメールマガジンは「海外で働く日本人(和僑)を応援する」をテーマに毎週1回配信しております。よろしければお知り合いの方々にも是非おすすめ下さい。

【Wakyo News】 海外で働く日本人(和僑)を応援する『和僑ニュース』 2011/3/2 (第118号)

本日のトップニュース
毎日新聞「昇龍との共存」(2月15日付)で北京和僑会副会長の迫さんが紹介されました。
http://www.jbn.com.hk/scheduler/upfile/268-2.pdf
読売新聞「人 世界が舞台」(2月26日付)で北京和僑会会長の本多さんが紹介されました。
http://www.jbn.com.hk/scheduler/upfile/268-1.pdf

本日の特集
がんばれ社長!武沢信行氏からのメッセージ 2011年3月号『飛び込む』
 和僑会の筒井会長(以下、「筒井さん」)40歳のとき、単身で香港に渡られました。日本の大手流通業の香港支店責任者としての赴任でした。筒井さんは香港の大地を踏んでこう思ったそうです。「夢にまでみた中国で仕事ができて、しかも給料までいただいて何たる幸運なんだ!」
 筒井さんの前任者は、「やっと日本に帰れる」と喜んで帰っていかれたそうです。筒井さんは日本に帰りたくありませんでした。人事異動の時期になると、むりやり新しいプロジェクトを立ち上げて日本に戻りにくくするほどに香港や中国との相性が良かったのでしょう。
 筒井さんが香港に着任して一週間目のことでした。まだ中国語がほとんど出来ない筒井さんでしたが、ある大手華僑財閥のオーナーと飛行機で隣り合わせたのをきっかけにファミリーパーティに招かれたそうです。コミュニケーションとは会話力の問題ではなく、相手と意思疎通したいという熱意の問題。それさえあれば片言の英語で何とかなるのです。大切なこは相手のふところに飛び込むことができるかどうか、です。
 飛び込むといえば。この2月に北京和僑会・副会長の迫慶一郎さんをお招きし、東京で講演していただきました。「アエラ」や「情熱大陸」、「クローズアップ現代」などメディアも注目する迫さんの講演ということで50名入れる会議室は満席。追加のパイプイスを何脚かもちこんで熱気ムンムンの講演会となりました。講演後の質疑応答も止まらず時間がハラハラ。名刺交換も長蛇の列で名刺だけ欲しい方用に会場出口に名刺箱を置いて対応しました。
 かつて迫さんは中国人の施主から「なぜ中国の建築を外国人に頼む必要があるのか?」とよく言われたそうです。ちょっといじわるな質問にもみえますが、案外、素朴な疑問でもあるのでしょう。その時、迫さんはとっさにトウ小平が言った有名な言葉を引き合いにしたそうです。「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」という「白猫黒猫論」。それをアレンジしてこう言いました。「中国の建築家であれ外国の建築家であれ中国ブランドの建築を作れるのが良い建築家である」胸を張ってそう言う迫さんに拍手までしてくれた中国人もいたそうです。
 相手に飛び込むというのはこういうことだと思います。そして迫さんは東京での質疑応答で「どうしたら中国で生き残ることができるか?」と聞かれ、こう答えました。「ギリギリまで考えつくすこと。アイデアは無限だから。その前に、施主の話をとことん聞くこと」と答えていました。相手の話を聞いているうちにイメージがわいてくればあとは早いのでしょう。相手の話をとことん聞くためには、こちらの自我やこだわりを捨てて文字どおり「飛び込む」必要があるのです。
 大いに飛び込みましょう。すでに海外でビジネスをしている方は、現時点で充分飛び込んでいるわけですから、飛び込みついでに今度は商談相手やパートナーに飛び込みましょう。ちなみに私のブログに迫さん講演の記事をアップしてありますのでまだご覧になっていない方は一度チェックしてみてください。
http://www.e-comon.co.jp/wordpress/?p=87 (がんばれ社長!ブログ)

和僑会コラム
『未来の「和僑」を育てるプロジェクト、「和僑塾」がついにスタート!!』
 お世話になります。北京和僑会理事の山口です。さて、未来の「和僑」を育てるプロジェクトの一環として企画された「和僑塾」が2011年2月24日ついにスタートしました。
 「和僑塾」は参加者19名でスタート! 2月中旬~下旬の時期は、ちょうど日本から新しい留学生が北京へやって来る時期で、正直、集客には自信がありませんでしたが、何とか「19名」の方に参加して頂きました。 さて「和僑塾」開講宣言の後、益子事務局長から「北京和僑会」の活動についての説明が行われ、いよいよ北京和僑会の本多会長の講演が始まりました。 当日集まった19名の参加者は、本多会長の商社時代における中国ビジネスの体験談を真剣な面持ちで聞いており、メモを取る熱心な参加者が多数いたのがとても印象的でした。 講演終了後は、引き続き本多会長より「ビジネスプランコンテスト」と「逆求人」の企画についての説明が行われ、「和僑塾」の参加者は、講義をただ一方的に聞くだけではなく、自らの意見を積極的に発言し、自分自身をアピールし、アウトプット力や企画力も養っていく必要があるという本多会長のアドバイスには、私自身も改めて納得しました。
 「和僑塾」から、新たな「和僑」が生まれる・・・ 予定終了時刻もあとわずかとなった所で、参加者全員一人ずつ「自己紹介」の時間を設け、各自の中国留学の目標や「和僑塾」参加への決意を語ってもらいました。 参加者の中には、すでに北京にて起業の準備を進めている方もおり、まさに未来の「和僑」を育てる「和僑塾」のコンセプトとぴったりで、今後中国でビジネスを行う上で必要な情報や貴重な人脈をこの「和僑塾」で掴んで頂きたいと思います。 「和僑塾」が無事終了した後も、参加者10名ほどが会場の「Tomonos」に残り、出前のお弁当を食べながら、午後8時過ぎまで交流し有意義な時間を過ごしました。 このように参加者同士の交流も活発に行われていけば、将来は、この「和僑塾」の出会いをきっかけに、新たなビジネスが生まれ、新たな「和僑」のメンバーがこの中国で活躍する日もそう遠くはない気がしています。
 「和僑塾」の活動を多くの日本人留学生に知ってもらいたい・・・ さて、北京へやって来る日本人留学生にとって「中国語の習得」は、当然「必修」のことなのですが、北京でしか経験できない「出会い」や「交流」も非常に大切です。 中国人や世界各国の留学生との国際交流は、多くの留学生会やボランティア団体が積極的に開催しており充実していますが、「和僑塾」のように中国で起業する様々な日本人経営者から定期的にリアルな中国ビジネスの体験談を聞けるという機会は、非常に少ないです。 そこで、私もこの「和僑塾」の活動をより多くの方に知って頂くために、北京市内の各大学の留学生会やボランティア団体とも連携しながら努力して参ります。 また、私自身も「和僑」としての人生がスタートしたばかりということもあり、この「和僑塾」の運営を通して、「一つでも多くのチャンスや経験を掴み取ってやろう」という意気込みです。 ぜひ「和僑塾」の活動を広めるため、皆さんの力もお貸し下さい!
 次回の「和僑塾」について・・・ 次回3月24日の「和僑塾」は、日本料理一心グループ代表「高山氏」の講演を予定しております。高山氏は、北京語言大学(当時は、北京語言学院)留学経験もあり、北京留学中の現役日本人留学生にとっては、非常に有意義な講演となりそうです。 「和僑塾」へのご参加は、下記Webサイトよりメールアドレスをご登録下さい。
http://wakyojuku.com
http://和僑塾.com
 最後に・・・ 「和僑塾」は、まさに今、スタートしたばかりの活動です。今後、より良い活動を行う上で多くの方々からのご意見・ご協力が必要です。ぜひ「あなた」のご意見 アドバイスをお聞かせ頂けませんか?
北京和僑会:和僑塾担当役員 山口慶
頑張る留学生を応援します!
Tomonos – Beijing -
http://tomonos.com
http://tomonos.net

イベント・お知らせ<日本><中国><タイ><香港><日本>

編集後記
先週は和僑会のオフィスへ東京大学工学部の3年生で日中学生会議という大変素晴らしい活動をされている方がお越し頂きました。その方は第29回の実行委員長も務めており、今後も日中の交流をしたいとの事です。 このように日中との交流を積極的に行いたいという学生に対し、和僑会としてどのような支援が出来るかよいアイデアがありましたら是非ともご提案下さい。何卒宜しくお願い致します。

日中学生会議の紹介 ~イベントの案内より抜粋~
尖閣問題、日中両国でのデモ活動、メディア報道、ノーベル平和賞・・・今、日中関係はかつてないほどギクシャクしています。しかし、こういった問題を知る情報源の殆どはメディアからのものではないでしょうか? 今回、日中学生会議では、実際に日中両国の若者が集い、お互いの価値観や考え方を知り、両国の将来像を考えるイベントを開くことにしました。初めての開催ということもあり、まだまだ手探りの部分もありますが、実際に相手国の若者が何を考え、何を感じているのか、若者の本音を話し合ってみませんか?
┗ 公式Website:www.jcsc.jp

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和僑会ホームページ http://wa-kyo.net/(和僑会ラウンドテーブル)


和僑の風になれ – 和僑の応援歌(gypsyqueenaki
GYPSY QUEEN http://www.gypsy-queen.com/jp/
Shinonの部屋 http://blog.livedoor.jp/xinong923/

和僑会 カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/international/wakyo

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加藤 雅夫
@bihorokato 北海道美幌町
みなさま、イランカラプテ!日本と世界の人々と共に“平和心”を大切に育てる事が私の願いです。Guitar Mandolin Music 美幌音楽人
http://masaokato.jp/
加藤 雅夫(bihorokato) on Twitter
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1 件のコメント

  1. 和僑の歌姫 GYPSY QUEEN Shinonさん、がんばれ!(加油!)

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    GYPSY QUEEN Shinon
    @Shinon923 Tokyo
    アジア(主に中国、ASEAN)で活動するGYPSY QUEENのボーカル、Shinonです。話しかけて下さいね! I’m Shinon, the vocalist of the Japanese band, GYPSY QUEEN. We play throughout other Asian countries.
    http://blog.livedoor.jp/xinong923/

    GYPSY QUEEN Shinon (Shinon923) on Twitter‎
    http://twitter.com/Shinon923

    美幌音楽人 加藤雅夫 より 2011 年 3 月 6 日 12:13

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