2021 年 03 月のアーカイブ
唐笠何蝶 オホーツクの句碑
唐笠何蝶 オホーツクの句碑
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連載 オホーツクの句碑 2021/02/11掲載(北見市/本誌連載・歴史) ピアソン記念館(北見) 大幹を 駆けのぼりつつ 吹雪かな / ピアソン邸を保存した唐笠何蝶 / 風と雪が激しく、まるで大樹を駆け上るように見える様子を表した句。北見俳句連盟の渡部彩風さんは「吹雪の凄まじさが句に現れている」と話す。唐笠何蝶は1902(明治35)年に神奈川県で生まれた。千葉大学医学部を卒業し、37(昭和12)年に野付牛町(現北見市)で産婦人科を開業。建物を保存したいと、ピアソン邸(現ピアソン記念館)を購入して暮らした。高浜虚子の門下生で、ホトトギス派の俳人としても活躍。ピアソン邸で句会を開いたり、俳誌「阿寒」を発行するなど活動し、『唐笠何蝶』の名前は全国にも知られるようになっていったという。NPO法人ピアソン会は功績をたたえ、2001(平成13)年に庭園に句碑を建立。かつて何蝶が暮らした美しい建物と庭を眺めるように、句碑が静かに佇んでいる。(菊) (Wikipedia)
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臼田亞浪 オホーツクの句碑
臼田亞浪 オホーツクの句碑
連載 オホーツクの句碑 2021/02/19掲載(網走市/本誌連載・歴史) 臼田亞浪 天都山(網走) 今日も暮るる 吹雪の底の 大日輪 / 1924(大正13)年に網走を訪れた俳人の臼田亞浪が、網走の雄大な大自然を前に詠んだと言われている。臼田亞浪(1879年~1951年)は、長野県出身。大学在中に短歌、俳句を学び、記者などを経て俳人として活躍。俳誌を創刊するなど活動し、全国に句碑が建立されている。網走の句碑は1957(昭和32)年、管内でも歴史のある網走の俳句会「十七美会」が網走市内天都山に建立。オホーツク流氷館前のゆるい坂道を登った先、網走の街並みを見渡すかのように句碑が建っている。句碑に書かれた碑文によると、臼田亞浪が網走を訪れたのは1月。斜里の俳人を訪ねる旅の途中に立ち寄ったという。吹雪や夕日など冬の網走の美しさが感じられる句が、天都山を訪れた人達を出迎え続けている。(菊) (Wikipedia)
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令和3年 網走十七美会詠草一覧
令和3年 網走十七美会詠草一覧
関連俳句
伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 八月詠草
亜麻抜きのあの日忘れじ敗戦日 磯江波響
盆暑し少しいびつの積み団子 伊勢谷いせ女
大方は夏雲中五輪の輪 しみず屯児
星空で笑ふ句友の新盆や 木曽ひのき
天道を乗せて日傘の影と行く 松澤路乃
街なかも歩く人なし残暑かな 佐藤孝風
気だるさや布団にたたみて秋暑し 太田弘夢
流れたる星の尾を断つマストかな 中川純一
峠越えまだまだ厳し残暑かな 斎藤勉
若鴉車の怖さまだ知らず 佐藤つばさ
ただ祈る残暑も力にしてほしや 斎藤ゆう子
風光る知床連山麓から 鶴川香寿
漂える香に誘われてアカシアに 橋本あき
光る夏胸の高鳴る含羞草(おじぎそう) 高橋立風
伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 七月詠草
老妻と半分づつや缶ビール しみず屯児
その人の話は尽きずビール酌む 中川純一
繁る葉に海の景色を奪われる 橋本あき
娘は父へ薔薇一輪に缶ビール 伊勢谷いせ女
見つめ合いストロー交差ソーダ水 松澤路乃
子のビール横目でチラリ治療中 木曽ひのき
ビール飲み今日は弔ひ過ごすかな 斎藤勉
青鷺の静かなるポーズ葦を背に 佐藤つばさ
八十路半夏至と重なる誕生日 佐藤つばさ
夏の宵我家の庭で喇叭飲み 高橋立風
青穹にドローン飛ばして缶ビール 佐藤孝風
乾杯の声消え沈むビアガーデン 斎藤ゆう子
白はまなす一輪だけの夕映に 太田弘夢
伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 六月詠草
新緑に祈る病む友疾く癒へよ 磯江波響
納骨や静かなる雨遠郭公 伊勢谷いせ女
朝日受け駒も嘶(いななく)初夏の風 斎藤勉
懐かしき浜防風の苦みかな 佐藤つばさ
猫甘え小首かしげる夏座敷 木曽ひのき
蝦夷の地に歓喜のあふる夏来たる 松澤路乃
声帯に潜む珠とも夏休み 佐藤孝風
啼き声を真似て鴬の声待ちにけり 橋本あき
手を振って五輪聖火や夏木立 しみず屯児
空缶をけとばし子等の夏休み 太田弘夢
朝まだ来日増し気懸り冷夏かな 斎藤ゆう子
シャインマスカットほれぼれ袋掛け 中川純一
香を残す高貴紫ふじの花 高橋立風
夏の朝主逝く庭やカラスの巣 鶴川香寿
伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 四月詠草
くつぬいであんよはじょうず若草野 伊勢谷いせ女
片言に絵本読む子の日永かな 松澤路乃
ひこばえの力見つめる老樹あり 橋本あき
彼岸晴れ彼の世の海の穏やかに 磯江波響
細波の帽子岩より春の風 佐藤孝風
若草の放つ光と香に酔いぬ 斎藤ゆう子
流氷離岸海の匂の色曳きて 角谷幸甚
放牧す能取岬の若草に しみず屯児
夢未来祝ふ門出や入学式 斎藤勉
新入生ハイタッチして駆け込みて 鶴川香寿
さきがけの辛夷に風のすさびけり 中川純一
忽ちに川のほとりに蕗の薹 木曽ひのき
春鴉われの顔見て迂回せり 佐藤つばさ
若草や隣の窓の近かりし 太田弘夢
春めくや鶯誘う庭の梅 高橋立風
伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 三月詠草
海開けや海の漢の血が騒ぐ 磯江波響
キャンパスに声の戻りて春動く 斎藤ゆう子
裏山の熊笹起きて春めけり 佐藤孝風
気塞ぎに春めくさまの一歩二歩 松澤路乃
脳トレに筋トレ強化で春近し 橋本あき
春めくやビートハウスの土の香よ 斎藤勉
斑野の暮れて湯宿の灯ひとつ 中川純一
春めいて旅の予約も白紙まま 太田弘夢
外猫にまとわりつかれ春めけり 伊瀬谷いせ女
京風の彩りを持つ土の雛 木曽ひのき
湖歩く三人ありやスノーシュー 佐藤つばさ
病床や痛みに耐えて夜半の春 鶴川香寿
濃く熱く朝のコーヒー二月かな しみず屯児
流氷の潮目生れ継ぐオホーツク 角谷幸甚
初凍りオーロラ船の勇姿かな 高橋立風
伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 一月詠草
キツネ鹿ウサギの足跡雪小径 橋本あき
初明り浴びて稜線清しけり 松澤路乃
初景色はや雪まみれ見知らぬ子 伊勢谷いせ女
みな耐ゆる一病二病冬至の日 磯江波響
なく一人暮らしや初景色 太田弘夢
昨日より今日が旬ですこの雪る 角谷幸甚
コロナ禍の変わらぬ日の出初景色 木曽ひのき
遠き日や雪下駄鳴らし宮参り 斎藤勉
穏やかな日々を願いぬ初景色 斎藤ゆう子
波がしら灯台洗ふ初景色 佐藤孝風
寒空に噴煙激し硫黄山 佐藤つばさ
穴釣のテント点々初景色 しみず屯児
オホツクや海山熙る潮見郷 高橋立風
オホツクの浪の荒れざま初景色 鶴川香寿
目白二羽点じたりけり初景色 中川純一
網走十七美(となみ)会 連絡先
電話番号 090-7059-6005
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2021年(令和3年) 3月のイランカラプテ川柳
2021年(令和3年) 3月のイランカラプテ川柳
投稿川柳
春が来た保護犬や猫迎え来ず
春が来て桃の節句に孫おもう
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イランカラプテ (Irankarapte) (こんにちは、はじめまして) 北海道アイヌ民族の言葉です。イ(それ)ラン(思い)カラプ(触れる)テ(させてください) 「あなたの心にそっとふれさせていただきます」の意。 川柳は17文字(5・7・5)自由詩。クリスマス川柳、ユーモア川柳、風刺川柳、しりとり川柳、病み上がり川柳、福祉川柳、介護川柳、時事川柳、ツイッター川柳などがあります。 皆様の温かい言葉をお寄せください。 自由調の「俳句」「和歌」「漢詩」「ポエム」「エッセイ」「コラム」「回文」「言葉遊び」などもどうぞお寄せください。
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三月のうた (石川セリ 谷川俊太郎 武満徹)
三月のうた (石川セリ 谷川俊太郎 武満徹)
三月のうた
谷川俊太郎の作詞
武満徹の作曲
石川セリの歌
三月のうた (歌詞)
わたしは花を捨てて行く
ものみな芽吹く三月に
私は道を捨てて行く
子等のかけだす三月に
わたしは愛だけを抱いて行く
よろこびとおそれとおまえ
おまえの笑う三月に
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2021年(令和3年)3月 配食サービス(北海道美幌町)
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配食サービス / 調理や外出(買い物)が困難な高齢者世帯・障がい者世帯へ、安否確認を兼ねて週3回、食事を届けるサービスです。 ●配食日 毎週月曜日・水曜日・金曜日 ●配達時間 午後2時30分~4時30分(配達時間の指定はできません) ●利用料金 550円(課税状況により町から助成があります) 利用には、申請が必要です。詳細は、社会福祉協議会へお問い合わせください。 (配食サービス – 美幌町社会福祉協議会)
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