2020年(令和2年) 重大ニュース 北見・美幌

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2020年 重大ニュース 北見・美幌 2020/12/25掲載(北見市・美幌町/社会)
新たな氷施設 / アルゴグラフィックス北見カーリングホール / 北見市が約13億円を投じて市柏陽町に建設した通年型のカーリングホール「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」(愛称)が、10月31日にオープンした。リーグ戦や体験教室の開催に加え、市民や観光客の個人利用もあり、地域振興の一翼を担っている。 市として2カ所目となる通年型のカーリング専用施設で、延べ床面積は約1750平方㍍。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の平屋でカーリングの3シートに加え、北見工業大学の最先端冬季スポーツ科学研究を実用化する競技力向上支援システムを備える。 (匡)
永井優会さん全国高校陸上で銀 / 北見緑陵高2年、女子5000㍍競歩 / 北見緑陵高校陸上部の永井優会(ゆあ)さん(2年)が日本陸連主催「全国高校陸上競技大会2020」(10月23~25日、広島市)女子5000㍍競歩で銀メダルを獲得した。 コロナ禍でインターハイが行われないなか、代わりとなるU18の大会を日本陸連が企画。持ちタイム全国上位の39選手が出場した。 トップ選手による一発勝負はペースが速く「きつかった」と永井さん。それでも諦めずについていくのが持ち味で、同種目の北海道高校記録を塗り替えた。「来年はもっと上を」と、きりりとした表情で前を見据える。 (寒)
癒しの光 北見で / 北見市内中心部の小公園を光で飾る「がんばろう北見!応援ホワイトイルミネーション事業」が11月下旬にスタート。コロナ禍の中、市民に安らぎや元気を与えている。 今年は北見ぼんちまつりをはじめ多くの祭りやイベントが中止を余儀なくされた。同まつりの実行委や北見商工会議所、北見市観光協会が地域の閉塞感を払拭し、医療従事者への感謝を込めて事業を企画。趣旨に賛同する多くの企業、市民から協賛金が寄せられた。 公園内にピンクや白、青の電飾が設置され、来年1月中旬まで市民の目を楽しませる。(柏)
美幌グランドホテルが閉館 / およそ半世紀にわたり親しまれた歴史に幕 / 5月31日、美幌グランドホテルが閉館した。1972(昭和47)年からおよそ半世紀にわたり、宿泊施設としてはもちろんイベント会場として親しまれた歴史に幕を閉じた。 併設するボウリング場が開業した70年から数えると50年。2月下旬から新型コロナウイルスの影響で宿泊などのキャンセルが相次ぎ、収入が減少したことから苦渋の決断を下した。 最終日の営業終了後には、関係者らが見守る中、従業員が玄関前に整列。松岡智恵支配人が「皆さまのお陰でこれまで営業できたことに感謝したい」とお礼を述べた。(浩)
PCR検査センター 美幌に管内2カ所目 / 美幌医師会(田中克彦会長)が12月1日、美幌町内で美幌町PCR検査センターの運営を開始した。 北見市に次いで管内2カ所目の検査センター。インフルエンザが流行期を迎え、発熱症状を訴える患者の増加が懸念される中、新型コロナウイルスの検査場所として北海道の委託を受けて運営。場所は非公表。美幌、津別、大空の3町の医療機関で検査が必要とされた人や濃厚接触者らを対象に、祝日などを除く火、木、金曜日の午後にドライブスルー方式で検査を行い、2日後に結果が判明する。 田中会長は11月の報道発表の場で「美幌国保病院の発熱外来は、クラスターが発生した場合は対応できなくなる可能性がある。重症化リスクが高い人も通っており、別な場所で検査できるほうが良い」と開設の意義を説明した。(浩) (2020年 重大ニュース 北見・美幌 – 経済の伝書鳩)

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