ヘルプマーク / ヘルプカードについて


ヘルプマーク / ヘルプカードについて

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連載 ヘルプマーク (1) 2019/12/28掲載(その他/社会)思いやりの行動・配慮へ / 外見では分かりづらい障がいや病気を抱えていることを周囲に伝える「ヘルプマーク」。北見市では2017(平成29)年11月の開始以来、313個(19年12月15日現在)を配布しています。通常時、また災害時にヘルプマークを見かけたらどうしたらよいのか、障がいの特性に応じた配慮のしかたを含め、市障がい福祉課にあらためて聞きました。Q&A方式で紹介します。
わたし障がいがあります Q、ヘルプマークの目的は? A、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなることを目的としています。ヘルプマークを持つことで支援を必要としていることを知らせることができ、周囲の方に支援や援助を促すことができます。北海道は2017年10月、北見市は同年11月に導入し、普及をすすめています。 Q、どんな方が利用していますか? A、対象となるのは、例えば、義足や人工関節を使用している人、内部障がいや難病の人、妊娠初期の人、そのほか援助や配慮を必要とする人などです。目立つ赤い色のタグで、バッグなどにつけられます。裏面にシールを張り、必要な支援を書くことができます。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (2) 2020/01/06掲載(その他/社会) 気づいてくれてありがたかった Q、事例を紹介してください A、①聴覚障がいのある人=お店で、シールに「聞こえないので筆談をお願いします」と書いたヘルプマークを見せると、すぐ分かってもらってありがたかった。②発作で倒れた経験のある人=シールに緊急連絡先の電話番号を書いておいたため、発作で倒れた際に、救急隊が気づいて一命を取り留めることができた。③知的障がいのある子ども=駅で迷子になった際に、駅員さんがヘルプマークに気づき、声掛けしながら見守ってくれた。④義足や人工関節を使っている人=外見から分からないので優先席に座っていると注意されたが、ヘルプマークを付けることで周りの理解が深まり、とても気が楽になった。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (3) 2020/01/11掲載(その他/社会) 見掛けたら? / Q、ヘルプマークを見掛けたら、どうすればよいでしょうか? A、①電車・バスなどの公共交通機関で見掛けたら、席をお譲りください。・外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な人がいます。・外見では分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスに感じることがあります。②駅や商業施設で声を掛けるなどの配慮を。・交通機関の事故など、突然起きたことや急な変化に対応することが難しい人や、立ち上がる、歩く、階段を昇り降りするなどの動作が難しい人がいます。③災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。・障がいなどにより、状況を理解することが難しい人、自力での避難が難しい人がいます。問い合わせは北見市障がい福祉課(0157・25・1136)。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (4) 2020/01/18掲載(その他/社会) 思いやりの行動・配慮へ もらえるのは? Q、ヘルプマークがもらえるのはどんな人ですか? A、支援や配慮を必要とするすべての人が配布の対象です。障害者手帳の有無などは問いません。このマークの趣旨を理解した上で、利用を希望する人は、配布の対象となります。 Q、ヘルプマークをもらうためには、どんな手続きが必要ですか? A、・北見市役所のまちきた大通ビル(パラボ)4階にある窓口(障がい福祉課)や各総合支所の保健福祉課で配布しています。・代理の人でも申し込み可能です。・郵送による申し込みも可能です。必要とする理由および送付先を障がい福祉課まで電話などでご連絡ください。・配布は無料です。問い合わせは市障がい福祉課(0157・25・1136)へ。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (5) 2020/01/21掲載(その他/社会) 思いやりの行動尾・配慮へ / 声掛けは絶対? Q、ヘルプマークを「たくさんほしい」「使わなくなった」…どうしたらよいですか? A、ヘルプマークは原則1人1個の配布。 紛失などのやむを得ない事情がある場合は再交付が可能です。妊娠初期などのためヘルプマークの配布を受けた人でその後不要となった場合は、返還の必要はありません。 Q、ヘルプマークを持っている人を見掛けた場合は、必ず声を掛けたほうがよいですか? A、大切なことは、本人が必要とする場面で、必要な支援や配慮を行うことです。相手の気持ちや立場になって、困っている様子が見受けられた場合などに、本人に確認するとよいと思います。 問い合わせは市障がい福祉課(0157・25・1136)へ。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (6) 2020/01/28掲載(その他/社会) 思いやりの行動・配慮へ / 外見では分かりづらい障がいや病気を抱えていることを周囲に伝える「ヘルプマーク」。付けている人を見かけたらどうしたらよいのか、連載の後半は「障がいの特性に応じた配慮のしかた」について、それぞれの障がいに分けて北見市障がい福祉課に教えてもらいます。 障がいの特性に応じた配慮 特性に応じた配慮 (1)視覚障がい・まったく見えない・ぼやけて見える・中心(または周り)が見えない・暗いと見えにくい-といった障がいのある人に対しては 【配慮の例】・まず、こちらから声を掛ける・「あれ」や「あちら」ではなく具体的に説明します・誘導は本人の希望に合わせて行います・盲導犬の注意を引かないようにします。ヘルプマークについて問い合わせは北見市障がい福祉課(0157・25・1136)。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (7) 2020/02/04掲載(その他/社会) 障がいの特性に応じた配慮 / 聴覚障がい、身体不自由 特性に応じた配慮 / (2)聴覚障がい ・まったく聞こえない ・わずかに聞こえる ・雑音と聞き分けられないなど 【配慮の例】 ・口元の形の会話の情報としているのでマスクを外して対応します ・声の大きさを調整したり、筆談するなどして、会話方法を確認します (3)身体不自由 ・先天性や疾病・けがの後遺症などによる上肢・下肢・体幹の機能障がい ・立ったり座ったり、姿勢保持などができない ・義足や義手、装具、杖、歩行器、車いすなどを使用 ・手・足・口・舌などのまひがある 【配慮の例】・車いすの人と話す場合は、かがんで目線を合わせます。いきなり後ろから車いすを押すことがないように、どのようなお手伝いが必要か確認します ・段差で介助を行う、いすをひくなど (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (8) 2020/02/06掲載(その他/社会) 障がいの特性に応じた配慮 / 思いやりの行動・配慮へ 内部障がい、知的障がい 特性に応じた配慮 (4)内部障がい・内部機能の障がいのため、外見からは分からず、周りの人に理解してもらいにくいことがあります。・心臓、呼吸器、じん臓、肝臓、ぼうこう、直腸、小腸、免疫不全などの障がい
【配慮の例】・内部機能障がいの方は疲れがたまりやすいので、必要に応じて安静にできる場所を提供するなどの対応をします・携帯電話の使用を控える。かぜを移さないなど (5)知的障がい・おおむね18歳までの発達期の障がいです・何らかの理由により、知的機能の発達に遅れが出て、社会生活への対応が難しい障がいです 【配慮の例】・困りごとがある様子のときは、ゆっくり、ていねいに聞き取ったり、分かりやすく伝える配慮をします・その人の年齢にふさわしい対応が大切です ヘルプマークの問い合わせは北見市障がい福祉課(0157・25・1136)へ。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (9) 2020/02/08掲載(その他/社会) 思いやりの行動・配慮へ 障がいの特性に応じた配慮 / 精神障がい、発達障がい / 特性に応じた配慮 (6)精神障がい・病気のため精神の機能に障がいが生じて、日常生活や社会生活を送ることが難しくなります・疾患によってさまざまな症状があります 【配慮の例】・ストレスに弱く精神的に疲れやすい人がいるので、本人の調子をみながら無理をしないように、心配りすることが大切です・不安を感じさせないような対応をします (7)発達障がい ・脳の機能障がいであり原因ははっきりと分かっていません・相手の気持ちをくみ取りづらい、会話をうまくつなげない、じっとすることができないなど行動に特徴があります・症状はさまざまです 【配慮の例】・あいまいな表現が苦手な人が多く、具体的な表現や説明を心がけます (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 ヘルプマーク (10) 2020/02/28掲載(その他/社会) 思いやりの行動・配慮へ、 障がいの特性に応じた配慮 難病、高次脳機能障がい / ⑧難病・原因不明で治療が極めて困難な難治性疾患です・大きな周期で病状に変化があったり、その日によって、あるいは1日の中でも症状に変化がある場合があります 【配慮の例】・症状や病気の状態がさまざまで、本人に合わせた接し方を確認することが必要です ⑨高次脳機能障がい・脳血管疾患などで脳の一部の機能が損傷を受けたことによる、思考、記憶行為など脳機能に起きる障がいです・注意障がい、記憶障がい・失語=言いたい言葉が出てこない、言葉の意味が分からない・失行=道具がうまく使えない、動作がうまくできない・失認=物の色や形が分からない 【配慮の例】・言葉が出ない場合は「はい」「いいえ」で応えられるような選択肢を提示して対応します・記憶が難しい場合、メモを書いて渡す配慮をします ヘルプマークの問い合わせは北見市障がい福祉課(0157・25・1136)などへ。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載・ヘルプマーク(完) 2020/03/17掲載(その他/社会) 番外編「ヘルプカード」もあります / 具体的病名や連絡先を書いておき 手助け求めたいときに提示 / ヘルプマークのほかに「ヘルプカード」もあります。 【ヘルプカードとは】困難な状況の際に必要になる情報をあらかじめ記載しておくことができます 対象は・支援が必要なのにコミュニケーションに支障があってそのことを伝えられない人・困っていることを自覚できない人・災害時には困りごとが増えることが想定される人などです 【ヘルプカードの目的】地域住民から障がいをもつ人に対し「どう支援したらよいか分からない」「障がいのことが分からない」「困っているのでは?と気になるけれど、誰にそのヒトのことを聞いたらよいか分からない」という声が聞かれます。・何かきっかけさえあれば両者がつながることができます。ヘルプカードは、そのきっかけをつくるものです 【ヘルプカードの使い方】・障がいのある人などが持ち歩き、災害時や緊急時に周囲の人の手助けを求めたいときなどに提示します・カードには障がい名や病名、かかりつけ医療機関、緊急連絡先など緊急時に必要な情報を記載できます・裏面の自由記載欄に支援してほしいことをあらかじめ記載して手助けを求めることができます 【ヘルプマーク、ヘルプカードがもらえるのはどんな人ですか】・支援や配慮を必要とするすべての人が対象。・障がい者手帳の有無などは問いません・趣旨を理解した上で利用を希望すれば、配布の対象となります・配布は無料です ヘルプマーク、ヘルプカードについて問い合わせは北見市障がい福祉課(0157・25・1136)などへ。 (オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩)

ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成された、東京都によるピクトグラムである。 ヘルプカード / ヘルプマークのデザインを用いて、東京都標準様式のヘルプカードの普及が図られている。ヘルプカードには、緊急連絡先や必要な支援内容などが記載され、障害のある人などが災害時や日常生活の中で困ったとき、周りに理解や支援を求めるためのものである。 東京都に続き福岡県もヘルプカードを導入し啓発・普及に努めている。広島県では、県独自の取り組み「あいサポート運動」の一環としても配布されており、例えば県から交付される障害者手帳カバーの最終ページに、二つ折りのカードを挟み込むスペースがある。 (ヘルプマーク – Wikipedia)

関連サイト

ヘルプマーク・ヘルプカードを知っていますか? – 北見市のホームページ

関連エントリ

ヘルプマーク の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

ヘルプカード の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

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