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日加の桜祭りです

日加の桜祭りです

2013年04月20日(土) 9:08
カテゴリ: Facebook, Twitter, e-nikka, お知らせ, アジア, カナダ, ギター, スポーツ, トロント, 北海道人, 北米, 国際, 地震, 日本, 日本映画, 映画, 東アジア, 津波, 観光, 音楽
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トロント（カナダ）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2013年（平成25年）4月18日（木曜日）号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。

今週のe-nikkaから　2013年（平成25年）4月18日号

日加タイムス e-nikka　編集長・色本信夫

「バンクーバーさくら祭」の一環として披露されたアンブレラ・ダンス。クライマックスでは「桜の花」が満開となった（４月13日、バンクーバー・アートギャラリー正面広場にて）撮影：妹尾翠　【「今週のトピックス・春です！」をご覧ください】

「選挙」「精神」「PEACE」「演劇１」「演劇２」など観察映画のドキュメンタリーを撮り続けるニューヨーク在住、想田和弘（そうだ・かずひろ）監督。（３月26日トロント大学イニスタウンホールにて）　【「今週のトピックス・インタビュー」をご覧ください】

東日本大震災で親族が被災したモガール和子さん（トロント在住）の故郷、宮城県石巻市長面（ながつら）を石原牧子監督が取材・製作したドキュメンタリー映画「長面─きえた故郷」の上映会が石巻市で開かれた。　【「今週のトピックス・寄稿」をご覧ください】

上手に書けました！　書道カナダ主催「子供のための書道ワークショップ」で、書家・前田典子さんの指導を受け、筆を運ぶ生徒（４月14日トロント日系文化会館にて）Photo by Paul Nakamura　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

ペルーのマチュピチュ遺跡「空中都市」のふもとにあるマチュピチュ温泉。アンデス山脈の高い峰々を眺めながら温泉プールで旅の疲れを癒やすツーリストたち　【「世界の街角から・ペルー紀行（その３）」をご覧ください】

【視点】

自由党の新リーダーに選ばれたジャスティン・トルドー氏
カナダの政界に大きな変化が起きるか？　４月14日（日）オタワで開かれた連邦自由党の党大会で次期党首を決める選挙が行われ、41歳のジャスティン・トルドー氏が圧倒的多数の支持を得て当選、新党首に決まった。自由党は、現在、ボブ・レイ暫定党首（元オンタリオ州首相）のもとで政治活動をしているが、この数年、強力なメッセージを発信するリーダーに恵まれなかった。これがスティーブン・ハーパー首相率いる保守党政権が長らく続いている原因ともなっている。
ジャスティン・トルドー氏は、故ピエール・エリオット・トルドー元首相とマーガレットさんの長男。ピエール氏は1968年から1984年まで、途中９カ月ほどライバルの進歩保守党（ＰＣ）ジョー・クラーク氏に首相の座を譲った時期もあったが、長期にわたり大方の国民の人気を集めていた。カリスマ的存在で独身生活を謳歌していたが、1971年、親子ほど年齢が開いた女性、マーガレットさんと電撃結婚し、世間をあっといわせた。その年のクリスマスデー（12月25日）に生まれたのがジャスティン氏だ。
ジャスティン氏は、マギル大学（モントリオール）で英文学、ブリティッシュコロンビア大学（ＵＢＣ＝バンクーバー）で教育学の学位を取得、その後、ＵＢＣで教鞭を執り、マギル大学大学院で地理学を専攻した。
2000年９月、ピエール・トルドー氏が80歳で死去。その国葬のとき、28歳だったジャスティン氏は堂々とした追悼スピーチを行い、人々の心を打った。この光景は今でも忘れられない。
ジャスティン氏は、当初、どうも政治家として父親の後を継ぐふうには見えなかったのだが、心の内には大きな夢をいだいていたに違いない。2006年秋、ＣＴＶテレビの番組に出演、国家として認識することを求めるケベッコワ（ケベック州人）についてどう思うか聞かれたのに対して、「ナショナリズムは思考範囲が狭いことから生まれるものだ」と答えて、大きな反響を呼んだ。これは、父ピエール氏が、ケベック州生まれでフレンチカナディアンであるにもかかわらず、ケベック独立に反対してカナダを一つの国としてまとめようと強力なリーダーシップをとっていたことと一致する考え方だと思う。
さて、ジャスティン氏は2008年の選挙に自由党から出馬して、みごと当選、下院議員となる。連邦議会議員として５年。党員、国民、支援者の間から大きな期待が寄せられたのか、今年の党首選に出馬するムードが高まってきた。そして、立候補宣言。４月14日の党首選はふたを開けてみれば、ジャスティン氏が他の立候補者５人を大きく引き離して、約80％の支持票を得て、新党首に選ばれた。いかに期待されているかがうかがわれるというものだ。
これから自由党をどのような方針で導いていこうとするのか、未知の分野も多々あるであろうジャスティン氏の動きから目を離せない。そして、２年半後の2015年10月19日に実施される総選挙で自由党がどのくらい躍進するのか、その結果、ジャスティン氏がカナダの首相の座に就けるのかどうか、注目していきたい。
【編集部より】ジャスティン・トルドー氏が自由党党首に選ばれたことについて、あなたのご感想、ご意見をお寄せください。宛て先は、iromoto＠nikkatimes.ca

それでは、今週も「e-nikka」をご愛読ください。

＜今週のトピックス＞

【インタビュー】
「観察映画」を撮り続ける
ドキュメンタリーの想田和弘監督

【世界の街角から】
ペルー紀行（その３）
マチュピチュへの鉄道とマチュピチュ村

【春です！】
バンクーバーさくら祭
さまざまなイベント開催、４月27日（土）まで

【寄稿】
石原牧子さん製作の震災ドキュメンタリー映画
「長面─きえた故郷」石巻市上映会に満員の観客

【今週のおすすめ本】
山田洋次・名作映画ＤＶＤマガジン　2013年４月２日号
講談社

＜読者ひろば＞

トロント桜だより
まだ固いつぼみ、でも確実に春のきざしが・・・

＜コミュニティー・ニュース＞

ブランプトン市の美術展
牧野憲治さんの作品が入選

書道カナダ主催
「子供のための書道ワークショップ」開く

美しい季節の花がいっぱい！
小原流トロント支部「春の花展」

大学生ボランティアグループ「Japan Love Project」
５月18～19日、第２回がれき撤去清掃作業

トロント日加協会(CJS) 主催
新住民のためのカナダ生活情報セミナー
4月19日（金）国際交流基金トロント

第43回草月生け花展
５月26日（日）トロント日系文化会館

＜カナダニュースダイジェスト＞

ボストン爆発事件受け、５月５日のトロントマラソンは警戒厳重に

ジャスティン・トルドー氏、自由党党首に選ばれる

＜お店掲示板＞

桜の季節に「桜花膳」一人前＄130
懐石遊膳橋本

＜暮らしインフォ＞

ＴＶジャパン番組がハイビジョン（ＨＤ）で視聴可能に！トロント、モントリオール、ケベックシティ

＜おでかけガイド＞

AKIRA KATOGI と永田社中のコラボショー５月11日（土）８時、日系文化会館

オーガニック・ファーマーズマーケット６月から10月まで毎木曜、ボタニカルガーデン

職場・学校・地域を清掃しよう！「クリーン・トロント運動」４月19日（金）＆20日（土）

シベリウス「バイオリン協奏曲」ほか５月５日（日）午後２時、マーカムシアター

ヒラリー・クリントン前米国務相、トロントでスピーチ
６月20日（木）メトロコンベンションセンター

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