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「五輪マークが５大陸を平等に表現している」

「五輪マークが５大陸を平等に表現している」

2013年02月24日(日) 8:37
カテゴリ: Facebook, Twitter, e-nikka, お知らせ, アジア, オリンピック, カナダ, スポーツ, トロント, ハワイ, 北海道人, 北米, 国際, 日本, 日本映画, 映画, 観光, 音楽
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オリンピックシンボルは国際オリンピック委員会（IOC）のマーク・旗・シンボルのことであり、オリンピックムーブメントの象徴である。オリンピックマーク、いわゆる五輪マークは、青・黄・黒・緑・赤の五色の輪を重ねて連結した形で、オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカの五大陸を意味している。（Wikipedia）

トロント（カナダ）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2013年（平成25年）2月21日（木曜日）号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。

今週のe-nikkaから　2013年（平成25年）2月21日号

日加タイムス e-nikka　編集長・色本信夫

トロントで開催の「2013年カナダ国際オートショー」の会場入り口風景。日本車メーカー各社もニューモデルを展示、注目の的に・・・。〈この写真はオートショー開幕前日（２月14日）に行われた記者発表会のときに撮影しました＝平田誠〉　【「今週のトピックス・自動車の祭典」をご覧ください】

第４回日本カナダ・アカデミック・コンソーシアム（JACAC）に参加した日加両国の大学生たち（２月19日、トロント総領事館さくらルームで開かれたレセプションにて）　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

新企会の新春会パーティーは、ビジネス経営者、ワーキングホリデー、学生、日本企業駐在員らおよそ120名が参加、盛況であった。写真は挨拶の言葉を述べる新企会の松本ジェームス真一郎会長（２月17日、トロント市内キャベッジタウン「金魚居酒屋」にて）　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

このほどトロント市内リトルイタリー地区に新しく開店した沖縄料理とラーメンの店「りょう次」の店内。中央の大きなテーブル席はインテリアのひとつにもなっている　【「今週のトピックス・食べある記トロント編」をご覧ください】

ハワイ・カウアイ島の海辺の風景。山と海と椰子の木のコラボレーションがいい。タイガーウッズもプレーしたことのあるゴルフ場がこの辺りにあるらしい（撮影：中村智子）　【「今週のトピックス・世界の街角から」をご覧ください】

【視点】

レスリングを除外候補に決めたIOC理事会は「西高東低」
昨夏のロンドン・オリンピックで日本中を沸かせた金メダル種目、レスリングが危機に立たされている。２月12日、IOC（国際オリンピック委員会）理事会でレスリングが2020年五輪から除外される種目の候補にあげると決めたのだ。
日本関係では吉田沙保里選手をはじめ多くのレスリング選手が上位成績を果たして国民を興奮させてくれた。ロンドン五輪で日本が獲得した金メダルは７個、そのうちレスリングが４個を占めている。まさにお家芸なのである。
衝撃が走ったのはカナダでも同じ。ロンドン大会で銀メダルを取った女子レスリング、トーニャ・ヴェルビーク選手（Tonya Verbeek　35歳、オンタリオ州グリムスビー出身＝ハミルトンの東）を失望させた。また、これからオリンピックにチャレンジしようと意気込んでいるリサ・ウェインマン選手（Lisa Wainman）ら若い選手たちの出はなをくじいたかっこうだ。リサ・ウェインマン選手は19歳、ブロック大学（オンタリオ州）の学生だ。彼女はジュニア55キロ級カナダチャンピオンのタイトルを持ち、もっかオリンピックを目指し、大きな夢を抱いて猛練習に励んでいるところだ。
報道によると、ことは日本とカナダだけの騒ぎではない。レスリング大国といわれるロシア、アメリカ、それに昔からレスリングが盛んなトルコ、イランでも大きな波紋を呼んでいるそうだ。ロシアはロンドン大会で４個、旧ソ連時代を合わせると80個を超す金メダルをレスリングで取っている。アメリカもかなり良い成績を残しており、今回のIOCのやり方に不満が続出。
急きょ、ロシアはアメリカと共にIOCに再検討するよう働きかけることになった。この際、アメリカは政治的には「犬猿の仲」状態のイランとも窮余の策で手を組んでIOCに抗議するそうだ。ロシア、アメリカ、トルコ、イランの共同戦線に他の国が加わる気配もみられる。
ところで、今回、レスリングを2020年オリンピックから除外する種目候補に決めたIOC理事会の理事はどのような顔ぶれなのだろうか。ベルギー出身の会長ロゲ氏と４人の副会長、そして理事が10人。投票権のない会長を含め、欧州出身者が９人を占める。しかも、西欧ではレスリングの人気が伸び悩んでおり、現在の理事会でレスリング出身の理事はひとりもいないということだ。
ちなみに、五輪開催地を決めたり五輪に関わる諸問題を討議するIOC総会の委員は101人で、そのうち欧州出身者は43人いるそうだ。IOCは理事、委員ともに「西高東低」がはっきり見えてくる。五輪マークが５大陸を平等に表現しているように、もっと欧州以外の国からの理事、委員が多くてもいいのではないか。
【編集部より】IOC理事会が2020年五輪からレスリングを除外する候補種目に決めた問題について、あなたはどう思いますか。ご意見をお寄せください。宛て先は、iromoto@nikkatimes.ca

それでは、今週も「e-nikka」をご愛読ください。

＜今週のトピックス＞

【世界の街角から】
ハワイ・カウアイ島（前編）
リフイの町で味わうスローライフ

【自動車の祭典】
第40回カナダ国際オートショー
日本車各社も注目の最新モデルを展示

【食べある記・トロント編】
沖縄料理とラーメンが売り
地元に根づく居酒屋「りょう次」

【今週のおすすめ本】
世界から猫が消えたなら
川村元気／著　マガジンハウス

＜コミュニティー・ニュース＞

日本カナダ・アカデミック・コンソーシアム（JACAC）
日加両国の大学生がヨーク大学でフォーラム開催

新企会「新春会」
約120人が参加、盛大に開催

山本美憂さんの
ビューティー＆ヘルスエクササイズクラス

短編映画「レイコのひな人形」＆
「キミコ・ムラカミ：強制収用の勝利を勝ち取る」
上映会、３月２日（土）午後２時から日系プレース

住友不動産によるセミナー「住宅総合相談所」
３月23日（土）トロント日系文化会館

1970 年代～80 年代の日本名画上映
３月７日～４月６日、TIFF Bell Lightbox

＜暮らしインフォ＞

トロントの電話エリアコード「４１６」「６４７」に「４３７」新規導入
３月25日からスタート、ＧＴＡは「９０５」「２８９」に続き「３６５」

＜おでかけガイド＞

コンテンポラリーダンス「ステレオフォニック」
森本沙原さんも出演、２月27日（水）－３月３日（日）

シャギー・オーティス
カムバック　ワールドツアー　トロント公演
４月１４日　フェニックス・コンサートシアター

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