音響式信号機 の検索結果: 4 件

北海道網走市の消された横断歩道

北海道網走市の消された横断歩道

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連載 網走 消された横断歩道 (1) 2020/01/04掲載(網走市/社会・本誌連載) 「新設せず」の方針踏まえ / 網走市大曲地区の市道・山下通線にあった押しボタン式信号機が撤去され、道道・網走港線 南中央通に移設された。伴って、押しボタン式信号機のそばに設置されていた横断歩道も消された。道などは人口減少社会を見据え、今後は信号機の新設を控え、再配置によって対応する方針という。ただ、信号機と横断歩道が〝セット撤去〟されたことについて、付近住民は「私たちはまちに見捨てられた気分です」と肩を落とす。詳細を調べてみた。=3回連載=(大)
山下通線、押しボタン信号機の移設で ■複雑な心境 / 山下通線は国道39号に平行するように通り、道路からはJR網走駅などを近くに見ることができる。今回、撤去されたのは大曲地区に設置されていた押しボタン式信号機と横断歩道だ。「警察に言えばいいのか、市役所なのか、道の機関なのか、どこに相談していいのかわからないのです」。先日、本紙網走支店を訪れた男性市民は、複雑な心境を記者に打ち明けてくれた。男性の主な悩みは、①信号機と横断歩道を利用する地域住民が撤去の議論に加われなかった②なぜ横断歩道も撤去されてしまったのか③横断歩道を改めて設置することは不可能なのか―である。【撤去の経緯】市内で利用者の少ない信号機の撤去・再配置の議論は、網走署を中心に以前から進められていた。背景には、人口減少を見据えた既存の信号機の有効活用についての議論が、全国的に本格化したことがある。同署によると、今後は同署管内において信号機の新設計画はない。ただ、市民の安全を守るため、既存の信号機の再配置を効果的に進めていく考えだ。こうした状況の中、同署は昨年12月までに、利用の少ない信号機をリストアップし、対象となる町内会単位に撤去の可否を打診、回答を得た。そして、今年10月下旬、大曲地区の撤去工事が行われ、押しボタン式信号機と横断歩道が姿を消した。
この連載は「誰が悪いのか」という犯人探しがテーマではない。人口減少社会の到来に伴って起こりうる問題の一例として、押しボタン式信号機の撤去を取り上げた。取材を通じて、様々な課題が浮かび上がった。網走において、信号機の撤去は今後も進められることは確実だ。大曲地区のケースを教訓に、網走がさらに住みよいまちになることに期待している。次回は、横断歩道も撤去された理由、再設置の可能性などについて紹介する。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 網走 消された横断歩道 (2) 2020/01/06掲載(網走市/社会・本誌連載)
関係者の認識にズレ / 網走市大曲地区の市道・山下通線の押しボタン式信号機と横断歩道が撤去されたことについて取材を進めると、関係者(機関)相互の認識のズレを感じた。網走署や撤去対象となった町内会側に、恣意的な考えがあったようには思えなかった。ただ、撤去議論の中心に信号機と横断歩道を利用する住民が不在だったことは確かなようだ。 山下通線、押しボタン信号機の移設で 住民「横断歩道までとは…」 ■素直に反省 山下通線の押しボタン式信号機と横断歩道は、昨年10月に撤去され、信号機は道道・網走港線南中央通りに移設された。主な撤去理由は、利用者が少ないことだ。撤去を検討し、準備を進めてきた網走署。撤去後、戸惑う住民の声を聞いた本紙の取材に対して同署は「(住民には)事前にもっと詳しく説明しておけばよかったと感じている」と、率直な姿勢を示してくれた。ただ、横断歩道も一緒に撤去した理由については、歯切れが悪かった。取材した記者は、北海道警察という巨大な組織は、今回のような「小さなまちの少数市民の声」にきめ細かく反応できなかったのではないかと推測する。■再設置は可能か? 取材で集めた住民の声の大半は、「横断歩道まで撤去されるとは思わなかった」である。男性住民は「横断歩道の利用者の中には子どももいる。登下校する際、交通量の多い山下通線を横断するのは危険だ」と指摘する。大曲地区を通る市道・山下通線沿いに並ぶ住居は、道路を隔てて「天都山側」と「市街地側」に分かれる。「天都山側」の子どもが通学する際、山下通線を横断しなければ、かなり遠回りすることになってしまう。「通学する子どもを含めた住民の安全を守るために、横断歩道の再設置は不可能でしょうか?」。記者の問いに対し、同署は「交通量の多い道路だと認識している。住民の要望を踏まえ、必要であれば再び設置する方向で検討したい」との考えを示してくれた。
信号機の撤去について、網走署が対象となる町内会側に説明したことは事実だ。同署はこの時点で、住民の同意を得たと受け取ったようだ。しかし実際には、広く住民に参加を呼びかけた説明会は開催されていなかった。同署から打診を受けた町内会側を一方的に責めることも難しい。町内会役員はボランティアで任を担っており、今回のケースにおいては、限られた時間の中で住民の総意をまとめる役目は少し重いように感じた。(大) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

連載 網走 消された横断歩道 (完) 2020/01/13掲載(網走市/社会・本誌連載) 少ない歩行者 山下通線、押しボタン信号機の移設で / 市内大曲地区の市道・山下通線にあった押しボタン式信号機を撤去した理由(根拠)の一つに、網走署は「歩行者の少なさ」を挙げる。また、信号機を新設しない理由については「設置・維持費の負担」などとする。人口減少、財政難―。小さなまち網走において、この壁を乗り超えるために必要なことは、行政と市民が互いに敬意を払った上での十分な議論だと、取材を通して感じた。(大)
横断歩道なぜ消した / ■調査 / 網走署は今年8月下旬、押しボタン式信号機があった市道・山下通線の1日の交通量(車両台数)と歩行者数を調査した。登校時間や通勤時間と重なる「午前7時半~8時半」の交通量は約300台と多かった一方、歩行者は10人。1時間平均だと車両160台、歩行者は4.5人だった。この調査からは、交通量は多いものの歩行者は少ないことがわかる。同署はこうした理由からも、信号機の撤去・移設を決定した。■維持費 / はたして、信号機の〝お値段〟はいくらなのか? 押しボタン式信号機の場合(道路の両脇に1基ずつ)、「300万円から400万円ほどかかるそうで、設置にかかる工事費はこの価格に含まれてはいないそうです」(同署)。信号機の新設に係る費用は決して安価ではないようで、維持費の詳細は調べきれなかったが、「電球交換などのメンテナンス代、電気代など安くないはずです」(同署)。同署はこうした事情も踏まえ、署管内にある2基の1灯式信号機も撤去することを決めている。
山下通線は市街地と比べ交差点や信号機が少ないため、ドライバーにとっては走りやすい道路だ。大型トラックもひんぱんに行き交う。撤去された押しボタン式信号機付近の道路は勾配があり、「背の低い子どもは通行車両を発見しにくいこともあるはず」(男性住民)。記者も同感だ。信号機を新設しない―という方針は理解できる。ただ、歩行者は少ないが、交通量は多いといった今回のようなケースだと、横断歩道は残しておくべきではなかったろうか? 人口減少社会は、様々な課題を浮上させる。今回の信号機撤去はほんの一例で、記者は日々の取材の中で「高齢者宅の除雪・ごみ出し」「中学校にある部活動の廃部・休部」問題などにふれる。行政(役所、警察、学校など)、そして住民(児童や生徒、学生含む)相互による丁ねいな、時間をかけた「議論スタイルの構築」がそれらの解決策の一つだと感じた。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

関連サイト

網走市移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める条例

音響式信号機の設置場所(北見方面) – 北海道警察のホームページ

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日本の音響装置付信号機(にほんのおんきょうそうちつきしんごうき)とは、日本における音響装置付信号機(視覚障がい者用交通信号付加装置が付加された交通信号機)である。概要 / 視覚障がい者用交通信号付加装置とは、交通信号機において歩行者用灯器が青であることを視覚障がい者に知らせるため、外部に接続したスピーカーより誘導音を鳴動させる装置である。 (日本の音響装置付信号機 – Wikipedia)

本項では、日本における交通信号機(こうつうしんごうき)について記述する。 (日本の交通信号機 – Wikipedia)

交通信号機(こうつうしんごうき)とは、道路における交通の安全の確保、若しくは交通の流れを円滑にするために、進行許可・停止指示などの信号を示す装置である。概要 / 道路の交差点などで、自動車や自転車、歩行者の通行の優先権を伝えるための装置で、道路交通の安全を図りつつ、自動車を円滑に走行させることを目的に設置される道路の付属施設である。交通事故の危険性が予測される交差点は優先道路や一時停止などの規制を実施するが、多量な交通需要は交通信号を設置し、交互に通行権を割り振ることで積極的に交通を処理し、交通流の安定、排気ガスや騒音など交通公害の低減、交通環境の改善、などを見込む。識別は世界で共通して緑(青)・黄・赤の三色を用いる。世界的に統一された基準として道路標識及び信号に関するウィーン条約が存在するが、日本やアメリカ合衆国などは批准せずに独自に定めている。内部に光源が収められて灯火を行う信号本体の装置を灯器と称する。歩行者用信号 / 視覚障がい者が安全に横断歩道を横断するため音響式信号機が設置される。この信号機は1976年(昭和51年)から設置が開始され、盲学校や公共施設など視覚障がい者の利用頻度が高い場所から優先的に設置されている。歩行者用信号機が青の時にスピーカーより誘導音(「ピヨ」や「カッコー」など)が鳴動される。他にも視覚障がい者や盲ろう者が安全に横断歩道を横断するための触知式信号機(振動ポール)が設置される。昭和40年頃に三重県、大阪府、香川県で設置されていたが本格的な普及をせずに消滅した。しかし、2006年(平成18年)に新しい装置として復活した。歩行者等支援情報通信システム(PICS)による信号機も整備されている。この信号機は歩行者が端末を携帯し(白杖に取り付けることもある)、端末と信号機で相互に通信することで交差点の情報や信号機の現示を知ることができる。 (交通信号機 – Wikipedia)

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歩行者の横断を補助する信号機 視覚障害者・高齢者の皆さんへ – 北海道警察ホームページ

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